聖愛で活躍する人を紹介・インタビューする企画「SEIAI Stars」。記念すべき第1回目は、この3月に卒業する須藤志歩さんです。

須藤さんはソフトボール部主将として活躍し、この春、豊田自動織機に就職します。そして、実業団チームの一員としてソフトボールを続けます。去年は、全国に17名しかいないU-19日本代表メンバーにも選ばれました。

そんな須藤さんにお話をうかがいました。

インタビュー

数ある社会人チームの中から、豊田自動織機に決めた理由は?
チームの雰囲気が良いと感じました。
メンバー同士の仲もとても良さそうで、私もこのチームでともにプレーしたいと思いました。
豊田自動織機を初めて知ったのはいつ?
中学校3年生の時、はるか夢球場で社会人チームのリーグ戦が行われていて、始球式をやらせてもらったんです。
その時のチームが豊田自動織機でした。
春からは親元を離れての生活になりますが?
寮生活が始まりますが、不安はまったくありません。
むしろ、親の方が心配しているんじゃないですか?
私は楽しみでしかありません。
入寮のため、3月2日には愛知に移動し、3日からチームに合流します。
今、新しいポジションであるサードに挑戦しているので、ひとつずつしっかり動きを覚えて早く順応したい。
バッティングでは常にフルスイングで結果を出したいです。
そもそも、ソフトボールを始めたきっかけは?
中学校1年生からソフトボールを始めました。
もともと小学校では野球部に所属していましたが、その時から中学校のコーチが熱心に、中学校ではソフトボールやらないかって誘ってくれたんですよ。
私自身は野球を続けたいという気持ちもあったのですが。
ただ、小学校の時から時折、中学校の練習に参加していたので、なんか、流れでソフトボールをやることになりました。
県外の強豪校からもオファーはあったと思うんですが、聖愛を選んだ理由は?
私は、県外にいって、自分の力がどれだけ通用するかチャレンジしたかったんです。
でも、親に強く引き留められていました。
そんな中、県内への進学を決めた一番の理由は、齋藤春香さんが弘前にいらしたことです。
齋藤さんの元でソフトボールを続けたい、という気持ちが強く、それで聖愛進学を決めました。
聖愛での3年間はどうでしたか?
聖愛の明るい雰囲気がよかった。
ある意味自由だったので、自分で考えてプレーする、自分で考えて練習する、など自分で考えてやることが多かった。
それが成長につながったのではないかな、と思います。
やらされる練習がなかったんです。
3年間で印象に残っている試合は?
2016年(高校3年生)の高校総体の決勝です。
弘前中央との決勝戦だったのですが、負け続けていた相手だっただけに勝てて嬉しかったですね。
その試合は何か、いつもと気持ちが違ったんですよ。
負ける感じがしなかった。
ピンチでもピンチに感じなかった。
みんなも不安がなかったと思います。
声もよくかけあっていたし。
みんなが自信にあふれていました。
どうして?
満塁時の練習が完璧にできていたからじゃないでしょうかね。
満塁になったら必ず点が入る準備を完璧にしてきた。
それが自信につながったのではないでしょうか。
全国大会は高校時代に何度行きましたか?
3年と2年の夏に行きました。
全国大会の他チームのレベルはどうだった?
まず、プレーのスピードが全然違いました。
でも、体格では負けていないと感じました。
それにしても岡山のショートの動きは早かった。
見たことがないレベルだった。
ところで、将来どんな選手になりたい?
すぐに名前を覚えてもらう選手になりたい。
他チームから、マークされるような選手になりたいと思っています。
将来はこのチームで日本一とりたいです。
チームのために自分の役割を徹底したいと思います。
昨季、チームは低迷していました。今シーズンは再建の年といわれています。
そのための力になりたいです。
2020年の東京オリンピックを目標にしていると思いますが、志歩さんにとってオリンピックとは?
恩返しの場だと思っています。
今までいろいろな人に支えてもらってここまでこられました。
その人達に私の活躍を見てもらうことによって恩返しができると思います。
それなら、なおさらオリンピックに出なくちゃね。頼むから出てくれ!
(笑い)
趣味はある?
散歩が趣味です。朝起きてよく散歩をします。
モデル体型に憧れて始めました。
家の近くの岩木川沿いを歩くのですが、岩木山がとても綺麗に見えます。
生徒として過ごした聖愛はどうでしたか?
すごい楽しかったです。友達にも恵まれました。
学校に行きたいくないと思った日は1日もなかった。
聖愛に入学して、本当に良かったです。
行事の中では、運動会がおもしろかったですね。
色んな競技に出まくりました。リレー、50m走、10人11脚、部活対抗・・・。
かなり出た。
最後に後輩にメッセージを
すごく厳しくしすぎてごめん。
自分たちの代で、部の色々なことを変えたけど、これからも、もっともっと変化していってください。
それを続けていき、全国で勝てるチームになってほしいと思います。

執筆者の感想

私自身、須藤さんとは初めての会話でしたが、インタビューでは受け答えがとてもしっかりしており、精神面でも全国クラスであることを認識しました。

また、日本一という目標を達成するため、練習や普段の生活に3年間真剣に取り組んだことにより、自分の自信となっていることを感じ取ることができました。

今後はより高いレベルに身を置くことで、プレーへの要求もさらに厳しくなり、精神的に辛い場面もあることでしょう。そんな時、聖愛での3年間を思い出して、壁を乗り越えてもらいたいと思います。須藤志歩さんの今後の活躍を期待しています。