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SEIAI JOURNAL

聖愛ジャーナル

日常生活

石垣雅子先生 お別れの言葉

わたくしはこの3月末日をもち、22年間勤務した弘前学院聖愛高等学校を退職いたします。この期間、様々な方々にお支えいただいたことを思い起こし、心からの感謝を申し上げます。

生徒の皆さんと接する中で学ぶことはとても多く、その学びを次に生かそうとしたことがわたくしの成長につながったと思います。「聖書の言葉を自分の生活の座から読む」とはこのようなことだと教わりました。わたくしが教えられることは惜しみなく伝えたと思っております。その中に皆さんがこの先生きていくためのヒントを見出しうるのであれば、とても幸せです。卒業してなお、わたくしとおつき合い下さっている方もおります。きっとモノ好きです(笑)。また、わたくしの言葉や行動で傷つけられたという方に対しては、申し訳なかったとお詫びする次第です。

退職する理由は、ちょっとばかし休みたいということです。少々疲れました。まだ体力のあるうちに1年くらいゆっくりしたいと考えるようになりました。4月からは趣味のスキューバダイビングや温泉巡りなどをする予定でおります。とはいえ、お金が無限にあるわけではありませんので、なるべく節約しながら遊ぼうと思っています。もしどこかで見かけたら声をかけていただけたら嬉しいです。牧師であることをやめるわけではありませんので、しかる後、また日本のどこかで働き始めるつもりです。

新型コロナウイルスの猛威がとどまることを知りません。生徒のいない学校はさびしい限りです。早く収束することを願うのみです。皆さんもくれぐれもお身体気をつけてお過ごし下さい。
聖愛がこれからも素晴らしい学校であり続けるよう、お祈りしております。

それでは、さようなら。

2020年3月 石垣 雅子

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