今年度も「出会い」が始まりました。第1回目の今日は、棟方貴之先生の「象のうんこと<降りますランプ>と『ゆひら』の世界」と題して3つの短歌が紹介されました。穂村弘さんという歌人の作品で、「サバンナの象のうんこよきいてくれだるいせつないこわいさみしい」「終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて」「体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ」というものでした。この短歌から、最近は「シンパシー(共感)」を求める風潮が強いけれどもそれで良いのだろうか。「ワンダー(驚異)」を忘れてはいないだろうか。異なって驚くという刺激を受ける機会が減っているのではないだろうかと問いかけ、特に中高生のこの時期は、「ワンダー」こそが必要ではないかというお話でした。棟方先生は生徒に感想を短歌で書くように求めていました。どんな作品があるのか楽しみです。「生徒らにシンパシーよりワンダーを!短歌で示す棟方貴之」
今年度も「出会い」の担当は満仲弘先生です。