献金

わたしは目の前にあることだけにとらわれてしまうことがあります。そのため視野が狭くなり、隣人を傷つけてしまうことが多々あります。私たちは決して一人では生きていけません。たくさんの支えの中で生きています。支えてくれる人たちのことを心に留めておかなければならないと思いました。

また、わたしは自分に深く関係あることには時間や力を惜しみなく使おうとしますが、そうでないものには目をむけず適当にあしらってしまうことがあります。自分には関係ないものは見えていないのです。トルストイの書いた話の中で、神は目に見えない形で現れました。神は出会うすべてのものに目をむけ、気にかけることを教えてくれたのだと思いました。私は、これから出会うすべての人とものに、心をこめ、思いやりと感謝する気持ちを持って接していきたいと思います。(花田麻木、2F)

これは、一人の生徒が書いたクリスマス礼拝の感想です。

クリスマスを迎えるにあたり、様々な隣人たちに優しさや配慮や思いやりを届けたいと願ってきました。隣人とは自分の友人や知り合いのことだけではありません。この世界に生きるたくさんの名前も知らない人々のことでもあると思います。イエス・キリストの生き方に学び、自分の得になること、自分の利益だけを得ようとする生き方を少しだけ止め、様々な人々に愛や優しさを届けたいと考えました。

生徒、教職員、市民会館においでになった方々から全体で35万円を超える献金が寄せられました。趣旨に賛同し、献金を寄せて下さった皆様に心から感謝申し上げます。

献金の送り先



弘前学院聖愛中学高等学校 http://www.seiai.ed.jp/