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2005年クリスマス礼拝

2005年12月23日(金)午後2時半より弘前市民会館大ホールにてクリスマス礼拝が行われました。

クリスマスとはイエス・キリストがこの世界に来られた日です。その出来事をおぼえ、その喜びを分かち合うためこの礼拝は計画されています。今年もたくさんの保護者・卒業生・一般の方々を迎え礼拝を持つことができました。今年は参加者の声によって礼拝を紹介します。

クリスマス礼拝・客席から 聖愛高校創立120年にあたる今年のクリスマス礼拝は、近年になく喜びと感動に満ちた礼拝でした。メインとなったページェントの朗読者は声もよく通り、役者たちの演技も工夫された舞台装置と背景を十全に生かした素晴らしいものでした。また、吹奏楽の前奏・間奏も聴き応えがありましたし、ハンドベルは可憐ながらきらびやかな音を会場に響かせました。「さやかに星はきらめき」「ハレルヤ・コーラス」は会場が一体となった感動的な合唱となり、キリストの誕生を祝うにふさわしい礼拝となりました。(鎌田紳爾、本校教員)


吹奏楽
今回クリスマス礼拝では美しいバロックの曲を二曲おごそかに演奏しました。33名の吹奏楽部員全員がスポットライトのあたったステージ前で演奏しました。曲はJ.S.バッハのカンタータ140番と147番です。木管楽器の柔らかい音色が効果的であり、金管楽器がメリハリの効いた主旋律を奏でる編曲です。清らかな音楽でキリスト誕生を祝いました。(笹森正子、本校教員)


ページェント
私はこの二年間クリスマス礼拝に参加できませんでした。今年初めて大きな舞台の上でページェントの役者をやることになりました。あまり練習時間もなく、演劇部の3年生が記念に出演することになりました。3年間の聖愛での生活の中、たった一度のクリスマス礼拝を舞台の上で迎えられて貴重な経験となりました。(長内麻里子、演劇部3年生)


聖書朗読
全校生徒の前にいると思うと緊張してしまい手足の震えを抑えるのに必死でした。朗読している時も声が震えていなか、間違えていないか緊張しながら何とか読み終えました。舞台袖に戻った後、先生たちから「良かったね」と言われた一言の嬉しかったこと。その一言でようやく緊張が解けました。卒業前にこのような経験ができて嬉しく思っています。(山内香菜子、朗読者3年生)


博士たち
今回初めて博士役をやらせていただき、緊張感あふれるクリスマス礼拝を経験することができました。本番前、衣装に袖を通した瞬間緊張が一気に増したのは忘れられません。舞台に移動してからは割とすぐに出番がまわってきて、気づいたら歌詞を間違え、あっという間に出番は終わってしまいました。舞台を去り、楽屋に戻った博士3人は言葉を失い、衣装を着たままの沈黙が続きました。それでも、「この経験がいつか役に立つのではないか。将来もっと緊張する場面を乗り越えることができるかもしれない」と考え、やって良かったと考えています。(大澤次郎、本校教員)


説教を聞いて
説教で「人生の意味とは何か」と尋ねられました。これはすごく難しい質問だなぁと思いました。聞けばすぐに言葉が返ってくるような言葉は、本当の答えではないと思いました。そんなことを考えさせられるようなお話でした。初めてのクリスマス礼拝に感動しました。来年も素晴らしい礼拝を作るよう頑張ります。(五十嵐林郷、生徒1年生)


さやかに星はきらめき
私にとって生徒の皆さんと音楽をすることは大きな喜びです。今年の「さやかに星はきらめき」でも指揮をしながら、生徒の皆さんのパワーと一緒に音楽をする喜びをからだいっぱいで感じることができました。最後の高音も本当に素晴らしかった!この曲の最後の歌詞「讃えよ、声のかぎり」にふさわしい歌声がホールいっぱいに響きました。最後の一息まで伸ばしているときのあの声は、まるで天使が天に昇っていく様を見るようで感無量でした。生徒の皆さんのがんばりに拍手を送ります。(玉田由紀子、本校教諭)


ハレルヤコーラス
私は3年間吹奏楽部に所属し、毎年クリスマス礼拝でフルートを吹いてきました。毎年思うことですが、全学年でのハレルヤの大合唱は素晴らしいと思います。今年も演奏した後のスッキリ感は何ものにも代えがたいものでした。高校最後のクリスマス礼拝を良いものにできて本当に良かったです。(成田久美子、吹奏楽部3年生)


久しぶりに参加して
私が生徒だった頃は体育館で行われていたので、市民会館で行う礼拝に参加するのは初めてでした。市民会館でどのように行われているのかとても楽しみでした。私たちの頃と比べると手作り感は少し薄くなっていましたが、設備がしっかりしているためかステージ上の動きや進行状況がよく分かり、参加しているという意識を強く持つことができました。何よりも、ハンドベルの音色や吹奏楽がとてもきれいで幻想的な雰囲気を味わうことができました。最後のハレルヤ・コーラスは相変わらずの迫力でとても感動しました。一体感のある礼拝だったと思います。(小舘紋子、卒業生)




弘前学院聖愛高等学校 http://www.seiai.ed.jp/