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お知らせ

礼拝でのお話

「、」や「。」のつけ方

宗教主任 石垣 雅子

聖書の言葉

めいめいが、自分の重荷を担うべきです。御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ち物をすべて分かち合いなさい。

日本聖書協会 新共同訳 新約聖書 ガラテアの信徒への手紙5章5-6節

皆さんが国語の時間などで作文を書かなければならないとします。さて、どういうことに注意して書こうとするでしょうか。漢字を間違えないで書くこと。主語と述語がちゃんと合っているか気をつけること。適切な言葉を用いるようにすること。このようなことに注意すると思います。そして、「、」や「。」のつけ方にも注意するのではないでしょうか。とにかく、授業で習った作文の書き方を守って書こうとするのだと思うのです。

わたしたちの日常生活にも作文を書くことと同じように注意しなければならないことがあるように思います。特に、学校生活においては集団で生活していますから、お互いに気持ちよく過ごせるようにしなければなりません。そのためにルールがあり、ルールを守って生活することは大事なことです。自分の思いや気持ちを強引に押し通そうとしたり、大声を出して他人を脅したりしないというのはその一例です。自分のあり方が適切かそうか、よくよく注意しなければならないのだと思います。

今日の聖書にこうありました。「めいめいが自分の重荷を担うべきです」「人は自分の蒔いたものを、また刈り取ることになるのです」と。皆さんはまだまだ発展途上です。大人になるために色々な学びを重ねている最中です。自分という作文を、時間をかけながら自分の手で書いているのだと思うし、その作業は決して楽なものではないと思います。守らなければならないルールがあり、様々なことに注意を払いながら作業を進めなければならないのだと思います。

水曜日から中間テストが予定されています。テストとは、学校生活の「、」であり「。」なのかもしれないと思います。一人一人がしっかりと準備をし、注意を払い、できるだけの努力をして欲しいと願います。また、今日は今月の献金日でもあります。アジアキリスト教教育基金の働きをおぼえて、心をこめて献金して欲しいとも考えています。(9月26日)

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