検索

ポータルサイト、検索サイト

URLを覚えたり、メモを見ながら入力するのは面倒だということで、「ウエブページはポータルサイト、検索サイトを利用する」というのが普通になってきました。登録するのも検索するのも無料。運営の費用は検索ページ上にある広告の収入でまかなわれているようです。

簡単に必要とする情報に到達できるように、歴史的に2つのアプローチがありました。

登録型
あらかじめ人が分類して登録しておく方法
自動収集型
ソフトウェアを使ってウェブページから情報を集めておくき、キーワードで分類しておく。

一冊の本の内容を探す場合に例えれば、登録型は目次、自動収集型は索引を調べることにあたります。

どのサイトも最近は両方を使えるようにするのが普通になってきて区別が曖昧になっていますが、それぞれ得意分野があります。たとえばyahooはディレクトリ型で最も有名。googleはキーワード検索に優れています。

たくさんの人を集められるように、検索だけでなく掲示板をもうけたりなどついつい横道にそれて長居するように作られるようになってきました。広告もそれなりに興味を引き、クリックすることでさらに大きく横道にそれます。自分の検索したいものを忘れないように気をつけてください。

学校からの検索はここから

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代表的な検索サイト

yahoo(ヤフー) 

ディレクトリ型から出発した検索サイト。代表格的存在。

www.yahoo.co.jp

google(グーグル) 

キーワード検索型の検索サイト。広告などのないすっきりとした画面。キーワード検索型にありがちな、あまり関係なかったサイトが表示されることが少なく、優れている。

www.google.co.jp

goo(グー) 

キーワード検索型から出発した検索サイト。

www.goo.ne.jp

サイトの検索をする

ディレクトリ検索で最も有名なのはYahooです。例えば学校を探すならば、[教育]−[小中高校]−[高校]−[都道府県別一覧]−[青森]とたどってゆけば、聖愛を探すことができます。ただ、Yahooは長いこと昔の分類をそのままにして継ぎ足しているのでわかりにくくなっています。そろそろ大掃除が必要かもしれません。

キーワードで検索する事もできます。Yahooの検索で「聖愛」をキーワードに検索するとたくさん出てきます。「神戸聖愛教会」、障害児共同保育所「聖愛園」、大宮聖愛保育園、聖愛幼稚園(東京都福生市)などと一緒に聖愛高校が見つかります。(もちろん最初から「聖愛 高校」と2つのキーワードで検索すればひとつだけしか出てきません)

内容の検索をする

コンピュータの検索でおもしろいのは、ページの内容を検索できることです。例えば、「智に働けば角が立つ」という言葉は誰の小説に出てきた言葉かとか、「クリーンアップトング」とは何かとか、「ツバル」とはどういう国か、「ウマオイ」とはどんな虫かなど、キーワードはタイトルだけでなく、ページ作成者がつけた語句や文章に含まれる語句もキーワードとして登録されますから、直接内容で検索できるわけです。

ただ、キーワードの登録が自動なので、個人が物好きで公開している日記のような文章にたった1度出てきただけで検索されてしまうなど、詳しく調べたいときに役に立たないものや不正確なものも出てきます。google なら、かなり改善されていますが、それでもキーワードを上手に選ばなければなりません。

インターネットには情報がたくさんあるといってありがたがっている場合が多いのですが、新刊を売る店と古本屋そして怪しい地下出版みたいな本が雑然と並んでいるようなもので、自分が必要とする情報は意外と少なくしかも探すのが難しいのです。そして書いてあることが正しいかどうかは自分で判断しなければなりません。複数のサイトで調べて見るべきです。

しかし、全くの善意から無報酬でありがたい情報を流してくれている人たちもたくさんいます。そういうものをきちんと探せるようにする検索サイトが今後ますます必要になるでしょう。

また、私たちもホームページを作るときにはその意義を十分に考える必要があります。

まとめ

(1)検索の仕方を大きく2つに分類し長所と短所を述べなさい。

(2)コンピュータで検索したものは正しいと考えるのは危険である。なぜか。

聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
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