●ツールパレットの下の方、Aの文字が文字を書くためのツールです。Aがテキストのアイコンであるというのは、たいていのグラフィックソフトで共通です。
●これを選んで、紙の中の文字を書きたい部分でクリックします。クリックしたところに入力した文字列の真ん中あたりが来ますが、あとで調整ができますからだいたいでよいのです。
●すると比較的大きなウインドウが開きます。
●このウィンドウでフォントの種類や大きさ、色などを決め、文字列を入力し、最後に[OK]を押して文字を絵に貼り付けていきます。
●フォントを選びサイズを決めますが、その前に、全角文字を入れるのであればIMEを起動して漢字を入れられるようにしてください。そうしないと半角文字をいれてしまったときに欧文用のフォントに戻ってしまいます。
●IMEの起動とは右下のIMEツールバーで[あ]となっている様にするか、
さらに右下のタスクトレイで赤いペンの下に紙が見えるようにすることです。
普通のワープロのように[半角/全角]のボタンで操作します。
●フォント名もサイズも右の▼をクリックして出てくるメニューで選びます。
●一番使うのは文字の色を変えることでしょう。
●上図で[文字の色]の■はこれから使われる文字の色を表示するところです。
●ブラシなどの作業と違い、テキストでは自動的に描画色を使うことはありません。前回使用した文字の色を覚えています。現在の描画色にしたい場合は、その左の[描画色/背景色]の上の■をクリックしてください。
●また、絵の上にカーソルを持っていくとカーソルがスポイトの形になります。カーソルがスポイトの形になっているところでクリックするとその色が文字の色になります。
●[文字の色]の■をクリックすると「色の設定」のウインドウが開いて色を選択できます。いつものカラーパレットは使用できません。
●ベクタ、選択範囲のみ、フローティングの3つからどれかを選びます。レイヤーの仕組みが理解できたなら「ベクタ」を使いましょう。圧倒的に便利です。レイヤーを使いたくないなら「フローティング」にします。
●どちらを選んでも、スムージングをするかどうかを選ぶことができます。こちらはチェックを入れるかどうかが、クリックで入れ替わります。
●どちらが見やすいかは場合によります。
●ここでいうカーニングは文字の横の間隔です。マイナスにすると詰めることになります。
●行間は文字通り行間です。
●文字の設定が反映されるはずですが、フォントやサイズ、色などがうまくいかない時は書いた文字をドラッグしてから改めて指定すると反映されます。
●OKを押すと文字が書かれます。
●ベクタで書いた文字は□の形の取っ手がつきます。この取っ手にマウスカーソルをあわせると、マウスカーソルの形が変わります。この形は機能により異なります。それぞれの機能は下図のとおりです。ドラッグすることにより各機能が働きます。
●書いてある文字の線の上にマウスカーソルをあわせると形が +[A] になります。この部分でクリックするとこの文字列を修正できます。
●ただし、文字の線からずれると、文字列を囲む枠の中であってもマウスカーソルが +A と[ ]がとれます。この状態でクリックすると前の文字列の修正でなく、別の文字列を書く準備に入ってしまいます。