3つに分類してみましたが、呼び名や定義は人によって違います。また、新しい手口がでてきますので分類にこだわるのは得策ではありません。
一般のインターネットのメールよりも携帯のメールで問題になりました。まずは実際を知っていることが大切です。
スパムとよばれることもあります。違法コピーソフトの販売、違法な薬の販売、在宅の仕事の斡旋、怪しい儲け話、出会い系サイトの宣伝、アダルトサイトの宣伝など頼みもしないのに送られて来て、「もう送らないでくれ」という方法がないか、しつこく送ってくるメールです。ただ不要というだけでなく、中には架空請求、フィッシングなど巧妙な詐欺行為が仕掛けられているものもあります。
郵便でも同様のものが来ることがありますが郵便よりも電子メールがはるかに安価に送ることができるので多量に発生します。
ThunderBirdの迷惑メールフィルタはかなり有効ですし、いろいろな対策がありますが、決定的な方法はありません。
「このメールを他人に転送しろ」という意味の記述があるものはチェーンメールといいます。友達や知り合いから来たものも、メールの内容がウィルスへの警告などまじめなものであってもチェーンメールです。みんながまじめに転送したらインターネットはすぐにメールであふれてしまいます。
添付ファイル付きのメールでウィルスがやってくることがあります。これにコンピュータが感染すると、さまざまな悪さをします。
多くの場合、同様の添付ファイル付きのメールをたくさんの人に送りつけます。送り先のアドレスはコンピュータの中のメールの履歴やウェブページのメールアドレスから拾います。こうしてあなたもウィルス付きのメールの発信者になることがあります。
最近のウィルスは差出人のアドレスも感染先のコンピュータの中から拾って差出人をごまかします。誰のコンピュータが感染しているかわからなくするためです。あなたがウィルスに感染しなくても、あなたが差出人になったウィルス付きのメールが世の中に出る可能性があります。そのメールの宛先が間違っていて宛先不明であなたの所に届けられるということもあります。