メールの仕組み
同じドメイン内の相手に送る場合
メールの送信
●usa さんは sheep01 というコンピュータから AL-Mail を使って kuma さんにメールを出している。
●mail という名前のコンピュータがこのドメインのSMTPサーバーである。mail で働いている SMTPサーバーのソフトは、次のようにしてメールを配達する。
- kuma@seiai.ed.jp あてのメールを受け取ると、
- seiai.ed.jp から自分のドメインであることを判断し、
- mail内の郵便受けから kuma というものを探す。
- 見つかればそこに格納しておく。
メールの受信
●kuma さんは sheep03 というコンピュータから AL-Mail を使ってメールチェックをする。mail という名前のコンピュータがこのドメインのPOP3サーバーでもあるので、mail に問い合わせる。
●POP3サーバーのソフトと kuma さんの使っているメールソフト(今はAL-Mail)は、次のように連携してメールを運ぶ。
- kuma さんからメールの問い合わせがあると、
- ユーザー名とパスワードを確認して合っていれば、
- mail内の郵便受けから kuma というものを探す。
- 見つかればそこに格納してあるメールを AL-Mail に送る。
- AL-Mail は無事にメールを受け取るとサーバーに指示を出しサーバー上のメールを削除する。
他のドメインの相手に送る
メールの送信
●他のドメインに送るときはもう少し複雑です。
●mail で働いている SMTPサーバーのソフトは、次のようにしてメールを配達する。
- ika@sakana.ac.jp あてのメールを受け取ると、
- sakana.ac.jp から自分のドメインでないことを判断し、
- sakana.ac.jp のドメインのメールサーバーを探す。
- sakana.ac.jp のメールサーバーが ryuguu であることがわかると。ryuguu にメールを転送し、配達を依頼する。
- ryuguu は ryuguu内の郵便受けから ika というものを探す。
- 見つかればそこに格納しておく。
●メールを送ることができないと配達不能でエラーが戻ってくるが、どこが違っているかでどこから戻ってくるかが異なる。
- sakana.ac.jp が見つからなければ mail からエラーが戻ってくる
- sakana.ac.jp に ika が見つからなければ ryuguu からエラーが戻ってくる
メールの受信
●受け取る人にとっては、自分のドメインから来たものも、他のドメインから来たものも区別はない。自分のドメインのPOP3サーバーにメールチェックにゆくだけである。
●POP3サーバーのソフトと ika さんの使っているメールソフト(今はAL-Mail)は、次のように連携してメールを運ぶ。
- ika さんからメールの問い合わせがあると、
- ユーザー名とパスワードを確認して合っていれば、
- ryuguu 内の郵便受けから ika というものを探す。
- 見つかればそこに格納してあるメールを AL-Mail に送る。
- AL-Mail は無事にメールを受け取るとサーバーに指示を出しサーバー上のメールを削除する。
聖愛高等学校
http://www.seiai.ed.jp/