AL-Mail

 AL-Mailについて 

AL-Mail(あるめーる)とは中村匡志(Nakamura Tadashi)さんが作り、現在有限会社クレアルがサポートするシェアウェアです。「1ヶ月ほど試用して使い続けるならば送金してください」というしくみです。市販の製品版と違って、購入前に試用できること、使いたい人がネットワークを通してダウンロードをするという形で流通するので経費がかからない分値段が安くなるというメリットがあります。必ずしも正直に送金するとは限らないのですが、多くの良質なソフトがシェアウェアとして存在しています。AL-Mailの試用期間は1ヶ月となっていますが、期間を過ぎても使えなくなるわけでもなく、試用する人の良心にゆだねられています。

AL-Mailは2000円ですが、学生が使用する場合と教育関係者が学校で使用する場合は送金しなくても良いという優遇処置があります。

 AL-Mail の設定 

まず、最初に次のような画面がでてきます。

この設定がなければ、メールを使うことができません。図にもありますが説明しますと、

タイトル

任意の文字列です。一般にはユーザー名がいいでしょう。起動時に入力しているユーザー名です。

ユーザ名

起動時に入力しているユーザー名を入れます。

パスワード

起動時に入力しているパスワードを入れます。ユーザー名とパスワードのセットで、メールを受け取るときに本人であるかどうかを確認します。確認するのはAL-Mailではなく、メールを配布しているサーバーが確認するので、サーバーに登録したものを入力しなければなりません。このサーバーへの登録はあらかじめメールの管理者がしています。

メールアドレス

ユーザー名にユーザーの所属するグループ名をつけたものがインターネット上のアドレスになります。このグループをドメインといいます。ユーザー名とドメイン名の間には「@」(アットマーク)を書いて区切りとします。

ここではドメイン名として、seiai.ed.jp を使用しますが、このドメイン名はまだ正式に登録してもらっていないので、インターネット内では使用できません。校内だけで使えるものです。

でも、このドメイン名は聖愛高校のために現在予約されているドメイン名です。seiai は聖愛、ed は小中高の学校のグループ、jp は日本というグループを表します。

ここに書くメールアドレスは郵便でいうと差出人の住所にあたります。正確にかかないと返信がきません。

フルネーム

上記のメールアドレスにつける注意書きです。ユーザー名だけでは誰だかわからない場合ので加えます。相手のためです。特に大学では学生たちに h44675a@hogehoge.ac.jp などと学籍番号でユーザー名を与えることが多いのですが、こんな時には必ずほしくなります。

POP3サーバ名

受信の時に相手をしてくれるサーバー役のコンピュータの名前です。seiai.ed.jp というドメインのなかの mail という名前のコンピュータということです。

SMTPサーバー名

送信の時に相手をしてくれるサーバー役のコンピュータの名前です。POP3サーバ名と同じとは限らないのですが、普通は同じです。

 設定が終了すると 

ここまで入力したら、とりあえず[OK]のボタンをクリックします。次のような画面になります。

今入力した諸設定は、[ツール]→[オプション]と選ぶことでいつでも変更できます。


聖愛高等学校
http://www.seiai.ed.jp/