ユーザー名

学校や企業など組織の中でユニーク(同じものがない)ように決めます。AER1245 とか、021H36 とかの整理番号のようなものにする場合もありますが、本校ではできるだけみなさんの名前からとるようにしています。これは親しみを持ってもらうためのこだわりです。

しかし、全校で同じユーザー名がないかチェックするのは大変なので、h2hanako のようにしています。2002年度に入学したときHクラスにいた hanako さんということです。これで、1クラスの中で同名の場合だけを調整すればよいことになります。年度の数字を後にするのは、2hhanako だと具合が悪いからです。

学校のサーバーにはこのユーザー名が登録されています。学校のコンピュータにアカウントを持っているといいます。使用する権限を持っているということです。この意味でユーザー名をアカウント名ともいいます。

このユーザー名は、校内でのメールアドレスでもあります。次のパスワードと違い、人に教えても問題ありません。

パスワード

ユーザー名だけでは、許可のない人が使ったり、他人になりすまして使ったりするかもしれません。だからほんとうにその人であることを確認するためにパスワードを使います。パスワードは本人しか知らないものにしておかなければなりません。

このように確かに本人であるということを確認する作業を認証といいます。パスワードの他にIDカードや指紋や網膜、虹彩の模様など考えられていますが、どれも特別な装置が必要で費用がかさむのでパスワードは簡単に使えて安価な認証といえます。

パスワードは本人が決めて、時々変えるのが望ましいとされていますが、安易な単語にしてしまうのを防ぐ方策が難しいのとwindowsの制約からこちらで8文字の英数字の組み合わせを決めています。

パスワードが他人に知られてしまったときなどは新しいパスワードを設定するので申し出てください。ただし、windowsの制約から多少やっかいなことになります。

パスワードが知られないように管理者もメモを残さないのが普通です。ユーザーがパスワードを忘れたら新しいパスワードを設定してあげます。管理者がユーザーにパスワードを尋ねることはしません。そのような場合は管理者になりすましてパスワードを聞き出して悪事をたくらんでいると考えてまちがいないでしょう。


聖愛高等学校
http://www.seiai.ed.jp/