●ひらかなモード/英数モードの切替は面倒なものです。最近の日本語入力システムではかなり改善されてきました。
●ローマ字入力の場合は[Shift]キーを押しながら入力することで一時的に英数モードにすることができます。小文字にしたいときは漢字変換をしてゆけば、小文字にしたり、先頭だけ大文字にしたり、半角にしたりできますから、かなり便利です。
●かな入力の場合にはひらかなモードで入れた文字を英数字に「あとから変換」することができるようになっています。もちろんローマ字入力でもできます。
●MS-IMEでもIME-2000からできるようになりました。たとえば、USAと入れたいときにひらがなモードでそのまま入力すると、ローマ字入力では、
うさ
かな入力では、
なとち
となります。ここで確定前に[F9]を押します。押すたびに、
usa → USA → Usa → usa
と変換されます。これをIME-2000では「全角英数変換」と読んでいます。[ F9 ]キー の他に [Ctrl] + [P] も使えます。
●英数字への「あとから変換」はATOKの方が先にできるようになりました。ただキーの割付が異なっていますので、紹介しておきます。
ATOKでは[F9]の代わりに[F11]を押します。ローマ字入力の場合は押すたびに、
usa → うさ → usa
かな入力では、
usa → なとち → usa
となります。
●大文字にするにはusaになった後で[F9]を何度も押すと、押すたびに
usa → USA → Usa → usa
というように変換されますし、半角にしたければ[F10]を何度も押すと、押すたびに
usa → USA → Usa → usa
となります。
また、はじめから[Shift]キーを使って大文字と小文字を使い分けることもできます。
●[半角/全角]キーを押して日本語入力をオフにすればもちろん半角になりますが、英数モードで全角で入れた後に、半角に変換することもできます。「abcd」と入力して、[Space]で変換すれば半角、全角の他、大文字・小文字の組み合わせもいろいろ出てきて選択できます。
●上記の方法をいろいろ試してみましょう
USAは United States of America の略。statesは州なので、 合衆国よりも合州国の方が訳としては合っている。 CD−ROMだけでなく、CD−Rも普及している。 OSは Operating System の略である。