●パーソナルコンピュータでよく使われたプログラム言語を例にして言語の発展の歴史をみてみます。
●BASICではこのように書きました。表示のためのものだけしかありません。
PRINT "こんにちは"
●C言語は構造化プログラミングを取り入れた言語でプログラムの内容を関数(サブルーチン)にまとめます。最初に実行されるのは main という関数です。関数に仕立てるために表示そのもの以外の部分が加わっています。
void main( int argc, char *argv[] ) { printf( "こんにちは\n" ); }
●JavaはC言語から構造化プログラミングをひきつぎさらにオブジェクト指向を取り入れて、関数に当たるメソッドをクラスでさらに包み込んだ形をしています。
public class Hello { public static void main( String[] args ) { System.out.println("こんにちは"); } }
●これだけを見るとただ複雑になっているだけのように見えますが、プログラムが大きく複雑になるに従い構造化やオブジェクト指向といった手法が不可欠になってきます。BASICでも最近の Visual BASIC ではJavaの影響を受けてこの手法を取り入れています。