教材更新履歴

画像処理2009 (Gimp 2.4.5) 追加

基本的に2008年版と変わらないが、ベクターデータの部分とアニメーションの部分と、参考資料を加えた。

旧版はそのまま残して新版への誘導を加えようと考えている。そのことも含めて目次を新たに作り直すことにし、作業中。

2010年のために、参考資料を今後も書き加える予定。

例によってjavascriptはもっぱらfirefoxで作成している。今回からDOMを意識して作っているが、まだIEでチェックしていない。しばらくはおかしければIE以外で見てほしい。IE7以降なら問題はないとは思うが。

2010-1-9

教科書解説(情報B)2009年度版 IE ver.6 対応のため書き換え

記憶素子二進数の時計に使われているjavascriptを インターネットエクスプローラ(IE) ver.6 でも動作するように書き換えました。DOMを勉強する中で IE ver.6 が対応していない所を避けて javascript を書く方法が見えてきました。作業の中でいままで単にブラウザの違いによって文法がまちまちだと思っていたものが、IE ver.6 だけがWeb標準に準拠していないということなのだとわかってきました。そのうちにまとめて書きます。

IE ver.8 では、javascript を動作させてもよいか尋ねてくるのですね。ブラウザの中で動作するプログラムはできることを制限して破壊工作などされないようにします。IEはその制限をきちんとせずにdirectXを動かすようにしてコンピュータを危険にさらしていました。今度はいったん全部を禁止し、ユーザーの責任で解除させてすべての責任をユーザーに負わせるという作戦のようです。制限内で動くjavascriptは安全なはずなのですがね。firefoxの使用をお勧めします。

2009-8-27

教科書解説(情報B)2009年度版 更新

JIS X 0213 のコード表を中心に記述を追加した。JIS X 0213:2004 vs Unicode mapping table(http://x0213.org/codetable/jisx0213-2004-std.txt)などを使わせていただいて Java で自動生成したもの。授業ではあくまで参考資料。パーソナルコンピュータの準拠する文字コードが JIS X 0208 から JIS X 0213 に移行しつつある現在、どのように拡張されたかを概観しておくことで、どのようなことが問題になりそうかを理解しやすくする。

2009-8-6

Unicodeの一覧を作成した。Javaは使い回しが利くので楽ができる。表の文字はXMLの数値文字参照なのでフォントがない文字があっても安心して作業ができる。Linuxだと知らない文字もかなり表示されて興味深い。

インターネットエクスプローラ(IE)ではjavascriptが正しく動きません。Firefoxをお使いください特に記憶素子二進数の時計addEventListenerを使っているためです。タグの中に onMouseClick などと書いていたものをページ表示時にスクリプトで指定するものです。CSSで内容と見栄えの指示の分離をしたように、内容とスクリプトの分離ができます。プログラム時にはとても便利です。IEで使えないことはわかっていたのですが教室でも普段の生活でもIEを使わないので公開時にはまったく忘れていました。

IE8になってやっとpngの透明度が使えるようになったのですが、まだ追いついていないですね。どこまでがWeb標準かは調べてみなければわからないのでまた次の機会に書きます。

2009-8-10

電子メール 2008年度版 追加

OSがLinuxになったことによる変更がほとんどだが、「SMTPサーバーと直接対話する」を新たに書き加えた。端末エミュレータから自分がメールソフトになってサーバーと直接交渉してメールを送信するというもの。Windowsでは面倒だが、Linuxになったおかげで telnet を気軽に使える。ただし速く進んで時間が余ったクラスで説明しながら行ったので、説明はあまり丁寧ではない。

Windows/LinuxでOSを切り替えても同じメールボックスを使えるように設計したものの、授業でWindowsに戻ることはなくちょっと残念。ただし、署名がそのままだと文字化けする。WindowsならShift_JIS、Linuxならデフォルトのロケールで保存してあると決めつけているからだ。

今後の課題は

文字コードの解説
Shift_JIS ベースなのは Windows時代の名残り。JISと考えても JIS X 0208 の説明なので、JIS X 0213 に言及しなければと思う。0213はまだ使うなという事になるんだけど。
「迷惑なメール」の書換
迷惑メール、ウィルスには流行があるので、最近のものに合わせる必要を感じている。しかし主流がhtmlリンクになっているのでむやみにクリックして調べるのも危険。どうしたものか。
「OutLookは使うべきでない?」の書換
最近のMSのメールソフトは名前が変わった。ここ数年Thunderbird以外はほとんどさわったことがないので、更新できずにいる。
危険な添付ファイルを直接開くことができなくするなど、セキュリティ面で少し変わってきたようだ。そのため添付ファイルが開けないと相談を受けるようになった。設定を変えれば開けるようになるのだが「あなたが設定を変えたからあなたの責任」ということなのだろう。
Outbound Port 25 Blocking
携帯全盛の時代なので、あまり詳しいことはいらないが、なにかの形で触れておく必要があるかと思っている。参考資料に載せるだけになるかも知れない。

2009-7-31

表計算 2008年度版 追加

OSがLinuxになったことで、ツールバーのアイコンのデザインが変わったり、デフォルトのセル内の丸めの桁数が変わったりしていたのを現状に合わせただけで、今回もあまり変わっていない。使用ソフトが KyPlot から始まったこともあり特定の製品に依存しない作りにしたことが変えなくてもいい理由の一つだろう

OOoはデータベースのフロントエンドとして使えるのでデーターベースをどう扱うか、マクロとしてのBASICに触れるべきか、グラフを扱うべきか悩んでいる点もある。

最近エクセルの表を入力フォーマットとして、記入して送り返せというアンケートや競技会の選手登録をよく見かける。一企業の売り上げに荷担することを避けてオープンソースを使うべきだろうということもあるけれど、その記入欄の作りがまずい。こちらで既にあるデータをコピーしようとしてもセル毎でないと入れられなかったりで、とても不便なのだ。印刷した時の見た目がきれいかも知れないが、各校から集まったデータから全部のデータを取り出すことなど考慮していないのだろうなと思ったりもする。

そこで、他のソフトとのデータの交換というテーマを増やしてみた。

2009-7-1

コンピュータの基礎(Linux版)と教科書解説(情報B)2009年度版 追加

古いWindows Me版のままであったコンピュータの基礎を更新した。Linuxに換えてから気になっていたが年々中学校までにコンピュータを学んでくる量が増えてきちんと書く必要が減ってきた。項目だけ書いてあとは実際にやって見せて済ませた部分もありあまり参考にならないかも知れない。ただこれはLinuxにしても生徒が全く違和感を持たずに使っているということを示すものでもある。

昨年LinuxのSCIM+Anthyでは親指シフトが選択できるので加えてみた。人間と機械のインターフェースに関する工夫をすることは大切なことと思うのだが生徒はあまり関心がない。今年は完全に参考資料とした。

教科書解説(情報B)は本校で使用している教科書の説明が不足なところ、誤解されかねないところを選んで解説している。従って1年が終わっても全部を網羅することはないだろう。また今までと違って作成途中で公開しているので大きな書換が入る可能性がある。使用教科書は日本文教出版の「新・情報B」だが教科書が違っても参考になると思っている。

2009-6-29

javaプログラミング2008年度版 追加

テキストは授業にあわせて毎年書き換えられるが長らく更新を怠っていた。今回は2005年版に書き加える形で変更のない部分も多々あるがファイル名のルールを変えたのでフォルダを変えて2005年度版も残した。リンクを貼っていただいている部分があるようなのでしばらくはこのままにするが,新たにここにこられた方には2005年版は不要であろう。

2007年12月にOSをLinuxにした。OSが異なっても動くJavaなので大部分はそのままでいいのだが,エディタの説明やコンソールの説明はLinux用に書き換えた。はじめはWindows用のものを残そうとしたが,本校のはWindowsMe用であるしこの辺の解説は他にも沢山あるだろうからと削除した。

2009-3-29

ウェブページ2008年度版 追加

2006年度から XHTML1.1 に移行していたが、2007年12月にOSをLinuxにし、文字コードをUTF-8とした。

前半はDOCTYPE宣言・XML宣言を早期に説明していること、Linux化にともないエディタと画像処理が変わったことへの対応、class,idもspan以前から説明していることなどが異なるだけでそれほど変更はない。

後半は、javascriptをおおきくとりあげ、html5の先取りとしてCanvasを、ウェブサービスの体験としてphpを取り上げた。

meta http-equiv の記述,xml宣言を含めないという選択肢に詳細を書いたが、XHTML Media Types - Second Edition という W3C Working Group Note が2009-1-16 に公開された。これに基づいて DOCTYPE宣言・XML宣言 の説明を書き換えなければならないと感じている。そればかりか当サイトの書き方の基準も変更すべきかもしれない。

W3CのRCもhtml4のものは例が示されたりして親切だった。ところがxhtml1.0ではxml対応の部分だけの規定でタグの説明はhtml4を見るようになっているだけだったし、xhtml1.1ではどのような属性を指定できるかが機械的に示されているだけでそのために誤解が広がっているように思う。加えてxmlの制約もありそれについてはxhtmlを見てもわからない。xmlの記述もわかりにくくこの技術を広めようとしていないのではないかと思ったほどだ。たとえばリンクのURIにCGIで使用する&をそのまま書いていいのか&と書くのかそれもだめなのかも結局わからなかった。解釈が割れればブラウザの設計がまちまちになる。するとページの作成者はよくわからない規格に加え各ブラウザの対応を調べなければならない。これは地獄だ。

2009-3-18

画像処理 (Gimp 2.4.5) 追加

testingであったLennyを最終アップデートした時のバージョンにより Gimp 2.4.5 を使用。PaintShopProでやっていた内容をこれに沿って書きなおし、写真加工を加えた。ソフトやソフトのバージョンが替わっても使える内容を心がけているが、そのソフトで手軽にできる技や陥りやすい失敗などを解説する部分はかなり書き直さなければならなった。近々2.6系に合わせて書き換えなければならないと思う。

2009-3-7

ブラウザ

特に取り上げなくてもよい時代になったが,ネットワークとインターネットとブラウザの概念から説明した。また本校ではブラウザとして firefox を使用しているので、検索の仕方,タブの使い方などを簡単に解説した。IE5.5時代のものは削除し置き換えた。

2009-2-4

ワードプロセッサ(OpenOffice.org2.0 Writer)追加

ワープロはさわっていればできるようになると思っていたが次の2点から要点だけ解説した。

  1. OpenOffice.org を広めたかった
  2. OpenOffice.orgのワープロ機能(Writer)はスタイルを積極的に使うととても使いやすいが、これが気づきにくい。

DOS時代のワープロの影響で升目に文字を入れると考えたり、罫線を引いて表を作るなどと考えると思うようにいかず、Writerの評価を誤ることになる。

個人的にWordの方を好むなら使えばよい。しかし、他の人とのデータの受け渡しには誰でも無料で使えるOpenOffice.orgを使う方がみんなが幸せになれる。

2007-01-11

表計算 OpenOffice.org版 に置き換え

表計算はいままでStarSuite版(2003)だったものを OpenOffice.org 2.0版(2006)に置き換えました。

同時にフレーム仕立てをやめて xhtml1.1にしました。metaの中のtext/htmlという部分は好ましくないようなのですが,今回はこのままにしました。不具合がありましたらお知らせください。

2007-01-09

電子メール Thunderbird版 追加

2004年からソフトウェアを Thunderbird に換えていたが、2006年やっと今年のものを出した。AL-Mailは古くなっても残すつもりでいる。

Thunderbird本体はサーバーに置いて使っている。プロファイルの置き場所の設定に一工夫必要。授業を支える舞台裏に紹介する予定。

2006-10-04

javaプログラミング 追加

2004年には制御構造のあと,すぐにGUIにはいり,その中でクラスを説明しようとした。2005年には授業時間数の制約でそれだけの時間がなく,クラスを直接解説し,とりあえず作ったと実感できるプログラムということで「3択問題」をつくった。今回の公開ではそれをただつなげただけなので,違和感があるかもしれない。

テキストとしてまだまだ中途半端ではあるが,参考にするとしても一部だろうという考え方で早いうちに公開することにした。

クラスの解釈についてはかなり勉強したつもりである。とはいえ,大規模な開発を念頭においた機能のありがたさを小さなプログラムで理解するのは難しい。プログラムの題材の選択がとても大切だと考えている。

HTML 2003年版は削除した。

2006-8-20

HTML 2005 追加

今回2005年版を掲載した。HTMLの教材は、はじめからスタイルシートを中心に据えたが、まだとんでもない処理をするインターネットエクスプローラ(以降IE)のバージョン3や4が残っている時代で不本意ながらテーブルによるレイアウトを入れていた。

2005年版では HTML 4.01strict を扱い、divとフロートを用いたレイアウトに変えた。ただしIEがW3Cの規格にあっていない部分が多くその部分をさけて構成するのが苦しい。

firefoxの拡張にhtml文法チェッカーがあり、授業でも使わせている。2006年度は XHTML1.1 にしてまた書換をおこなっている。

2003年版はゆくゆくは削除する予定。

2006-5-13

情報教材現在の状況について

更新履歴を作るにあたり現在の状況と計画

プログラミング

BASICを使っていたが、2004年にJavaもかじり、2005年からはJavaだけになった。これも近々出したいと思っている。

Javaは初心者には約束事が多くライブラリも膨大で仕様書に使用例がないので学びにくい。それでもGUIのプログラムを作るとすれば、無料であることウェブとの親和性がよいことBASIC以外の言語と基本的な書き方が似ていて応用が利くこと、OSをLinuxやSolarisにしても使えることなどからかなりよい選択だと思っている。

個人的には perl や Ruby などのスクリプト言語を教えたいと機会をねらっている。

Javaを出してもBASICのページは残したいと思っている。

電子メール

2004年からソフトウェアを Thunderbird に換えている。近いうちにこれも掲載するが、AL-Mailは残すつもりでいる。

画像処理

PaintShopのバージョン6の解説が長く、バージョン7の解説が短いのはカリキュラムの変更のため時間数が少なくなったから。7では時代を反映してレイヤーの使用を中心にすえるように構成を変えているが、ベクターデータの扱いは6と7でそれほど違いがないのでそのまま使える。

まだマイナーな存在であったバージョン4から使い始めたが、7あたりですっかりメジャーな存在になってびっくり。7以降のバージョンアップをしていないが、販売元が代わってこれからどうなっていくのだろうか。

表計算

使用しているソフトが KyPlot から StarSuit そして OpenOffice.org と変遷があるが内容はほとんど変わっていない。

ブラウザ

特に取り上げなくてもよい時代になったと判断して書き直していない。現在はブラウザとして firefox を使用しており、完全に過去のものとなっている。そのうち削除するかもしれない。

2006-5-13

ページ構成について

2000年に書きはじめたときには、「| 前へ | 次へ | 目次 |」というリンクを全ページにつけるやり方だった。この形式は、「Paint Shop Pro ver.6」に見ることができる。

この方法はページの挿入・削除が面倒なので、2002年、2003年あたりまでにフレームを使った構成に変えていった。(2003)とあるページがこの形式である。しかし、作成側も閲覧側も思ったほど便利にならず、いろいろ不都合がみえてきた。

そこで、2004年度後半からフレームをやめたのだが、「| 前へ | 次へ | 目次 |」というリンクをつけず、その都度ブラウザの「もどる」ボタンで目次にもどって閲覧するようにしている。1回の授業では2,3ページを見るだけなのでそれほど問題はないが、あらためて全体から必要な情報を探すといった時には不便を感ずると思う。これは単に私の怠慢である。ただfirefoxなどのブラウザを用いてマウスジェスチャを使うとかなり緩和される。

2006-5-13


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聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
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