自動的に移動

やりかた

前のページには2つの仕掛けがあります。ひとつは HEAD部にある記述です。

<script type="text/javascript">
<!--
function autojump(){
     location.href="h12a02b.html";
}
//-->
</script>

ここでは、h12a02b.html に移動するという、命令が書かれています。

もう一つの仕掛けは <BODY>タグ内の次の記述です。

<BODY onload="setTimeout('autojump()',3000)">

ここでは、このページが表示されたら3秒待って autojump という手続きを実行するという意味です。この autojump は上記の h12a02b.html に移動するという、命令が書かれていたものです。

従ってこのページは3秒で他のページ(このぺーじのこと)に移動してくるということになります。

もういっぺん

もう少し詳しくいうと

1つ目の仕組みはJavaScriptです。一種のプログラムです。ネットスケープが始めて広がりました。HTMLの規格では他のスクリプトにも拡張できるようにtype="text/javascript" と種類を宣言するよう定められています。JavaScript の書き方は HTML とは別に規格があります。似た名前の言語にJavaがありますが、全く別のものです。

BODYタグ内の書き方はHTMLの規格です。onload="なんとか" で、組込みイベントといいます。「何かが起こったときにこれこれをする」というもので、この例では、load されたときに、"なんとか" に書かれた手続きを実行するということになります。

JavaScriptは最近では広く用いられています。本来はプログラム言語ですからきちんと勉強してかかるべきですが、困ったことにブラウザが異なれば動きが微妙に異なるという場合もあります。解説書に紹介されたサンプルを組み合わせて使用する方が実際的でしょう。きちんと仕事をする著者であればブラウザがちがっても同じように動く例を選んでいるはずです。(きっと)


聖愛高等学校
http://www.seiai.ed.jp/