●本来はhtmlファイルを保存しただけでは、自分は見ることができても、別のコンピュータから見ることはできません。これを公開するためにはウェブサーバにデータを置く必要があります。ウェブサーバはネットワークを通して要求があるとウェブページのデータを送るという仕事をします。このウェブサーバの動いているコンピュータもウェブサーバとよばれます。www.st.seiai.ed.jpなどのURLの最初の部分はこのコンピュータの名前です。
●一般にこのウェブサーバに置くウェブページのデータは、FTPと呼ばれる方法で送ることになります。特に接続業者のサーバーに置くにはこれしか方法がありません。これをおこなうソフトはエディタに一機能として付属しているものもありますし、フリーソフトやシェアウエアがたくさんあります。
●本校ではそれを、Windowsのファイル操作でできるようにしています。これはあくまで校内のLANだからできることでインターネットではセキュリティ上できません。
●ウェブサーバーにはユーザー個別の場所が用意してあり、ユーザーが public にファイルを置くと、ユーザー個別の場所に保存されるようになっています。しかし、一般のホームページ作成ではFTPでファイルを転送しなければならないことは覚えて置いてください。
ユーザー名が hoge である人の index.html のアドレスは次のようになります。
hoge の部分に自分のユーザー名を入れれば、自分のページが表示されます。
アドレス | http://www.st.seiai.ed.jp/~hoge/index.html | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
それぞれ の意味 | http: | // | www.st.seiai.ed.jp | / | ~hoge | / | index.html |
接続の仕方 | コンピュータ名 | ファイルのある場所 | ファイル名 |
ブラウザーのアドレス欄に入力します。この場合は次のように省略してもかまいません。
入力したら[Enter]キーを押すか[移動]をクリックします。
ブラウザではhttp://は当たり前、最後の / の後ろになにもないのは index.html を省略したと解釈するのが普通です。
●Windowsのファイルの範囲ならばファイル名は大文字、小文字の区別をせず、日本語文字(全角・半角カナ)も使用可能です。しかし、サーバーからこれを見ると大文字、小文字の区別をします。また、URLとして日本語文字は使用できません。ローカルでhtmlファイルをダブルクリックしたときには見えたものが、 www.st.seiai.ed.jp/~hoge/ にアクセスすると見えないということが起こります。ファイル名を確認してください。
hoge の部分に他のユーザーの名前を入れるとその人の index.html を見ることができます。
joho.html を見るには、index.html の代わりに joho.html とします。
アドレス | http://www.st.seiai.ed.jp/~hoge/joho.html | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
それぞれ の意味 | http: | // | www.st.seiai.ed.jp | / | ~hoge | / | joho.html |
接続の仕方 | コンピュータ名 | ファイルのある場所 | ファイル名 |
●seiai.ed.jp は正式に登録された本校のドメインです。そこで今インターネットの中で、www.seiai.ed.jp とすると聖愛のホームページにいきます。st.seiai.ed.jp は seiai.ed.jp に含まれるサブドメインというものですが、これは登録していないのでインターネットからアクセスすることはできません。このサブドメインの中の www.st.seiai.ed.jp は校内専用になります。ですから、みなさんのホームページはインターネット側からは見ることはできません。しかし、校内のコンピュータからは授業用のコンピューターでなくても見ることができます。