(1)円を描く

この課題はだんだんと書き足していって完成させるタイプの課題である。保存についての指示に従うこと。

小さな円板を描いて色をつける

このページの課題は maru01.bas として、マイドキュメントの basic フォルダに保存すること。( .bas は自動的につきます)

画面の設定と円板の表示

つぎのプログラムを作り、実行してみなさい。

maru01.bas

SET WINDOW 0,500,0,500
DRAW disk WITH SCALE(10)*SHIFT(50,300)
END

実行すると十進BASICのグラフィック表示ウインドウがでてきて、小さな円が表示される。

SET WINDOW 文でグラフィック表示ウインドウの左端が0、右端が500、一番下が0、一番上が500に設定される。数字の順番は左、右、下、上で、一般の形はつぎのようになる。

SET WINDOW x1,x2,y1,y2

SET WINDOW で定めた大きさに従って、以下で図形を描いていくことになる。

DRAW 文で、円を描く。disk で円を表し、SCALE( )の中の数字は半径、SHIFT(  )の中の数字は円の位置を表す。

DRAW disk WITH SCALE(半径)*SHIFT(横位置,縦位置)

横位置,縦位置は数学の言い方でX座標,Y座標ということも多い。数字はSET WINDOW で指定した数字に従っている。疑問があれば、半径や横位置,縦位置の数値を変化させて実行してみよう。

色を変える

色指定をしてみる。最後の 2 が色の指定。この数値は「色指標」と呼ばれるとHELPにあるが、一般には「パレット番号」という。あらかじめ色指標に色を割り当てておき、色指標で色を指定する。

maru01.bas

SET WINDOW 0,500,0,500
SET AREA COLOR 2
DRAW disk WITH SCALE(10)*SHIFT(50,300)
END

色指標と色の関係は自分でも指定できるが、初期値として16あたりまであらかじめ指定されている。0,1,2だけ書いておこう。他は自分でやってみること。

色指標 0 : 白
色指標 1 : 黒
色指標 2 : 青
……

聖愛高等学校
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