PRINT文

PRINTについてもう少し

文字列の出力

PRINT文を利用して文字列を表示することができます。文字列は,その前後を引用符(")で囲んで表します。

PRINT "ABC"
END

PRINT ABC とすると,数値変数ABCの値を表示するという意味になってしまいます。

「"」は,Shiftキーを押しながら文字キーの上に並んでいる数字キーのうちから「2」のキーを押して入力します。

項目の区切り記号(コンマとセミコロン)

PRINT文には,コンマまたはセミコロンで区切って複数の項目を書くことができます。項目の区切り記号にセミコロンを用いると,各項目は詰めて表示されます。項目の区切りにコンマを用いると,各項目は一定の桁位置まで空白を出力した後に出力されます。たとえば

LET a=3
LET b=a*a
PRINT "a="; a, "a^2=";b
END

を実行すると,

a= 3                    a^2= 9

文字列をセミコロンで区切った場合は、文字列がつながります。数値の場合は1つ隙間があきます。

改行の制御

通常,PRINT文を実行すると,最後に改行します。改行したくない場合には,PRINT文の末尾にコンマかセミコロンを書いておきます。たとえば,

PRINT 1;2;3;
PRINT 4;5
END

結果は、

1  2  3  4  5 

逆に何も書かないで改行だけしたい場合は、print の後ろに何も書かないで使います。

PRINT 50/2;50/4
PRINT
PRINT 50/2,50/4
END

結果は、

 25  12.5

 25                     12.5

聖愛高等学校
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