同じドメイン内の相手に送る場合のメール配送の仕組みです。
コンピュータのネットワークをつくります。このネットワークをひとつのドメインと考え st.seiai.ed.jp とします。
ひとつのコンピュータにmailという名前をつけて、メールサーバー(送信・受信をかねる)とします。usa, kuma などのユーザーを登録します。
サーバー内にユーザーごとに郵便受けにあたるものが作られて、メールが保存されます。
usa さんは sheep01 というコンピュータから kuma さんにメールを出している。
mail という名前のコンピュータがこのドメインの送信(SMTP)サーバーである。mail で働いているSMTPサーバーのソフトは、次のようにしてメールを配達する。
kuma さんは sheep03 というコンピュータからメールチェックをする。mail という名前のコンピュータがこのドメインの受信(POP3)サーバーでもあるので、mail に問い合わせる。
POP3サーバーのソフトと kuma さんの使っているメールソフト(今はThunderbird)は、次のように連携してメールを運ぶ。