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漢字への変換

漢字入力の仕組み

現在主流の漢字入力の方法は、「よみ」をひらがなで入力して、同じ読み方の漢字の「候補」を出してそこから選択して確定する。というものです。かな漢字変換方式といいます。

日本語入力をオンにして入力すると、下に点線があります。これは漢字変換ができる状態です。

スペースキー(以下[space]と記す)で変換されます。本当は隣の[変換]キーで変換だったのですが、一太郎というワープロて採用された[space]による変換が普及しました。でも[変換]キーでも変換できるようになっている場合がほとんどです。

正しい候補が出るまで[space]を押します。正しい候補がでたときには確定します。[Enter]でおこないます。[Enter]は一部例外を除いて省略可能です。次の文字を打てば自動的に確定されます。

文節に区切る

初めのうちは文節に区切って変換します。次の文章で練習しましょう。

春の暖かな日差しが部屋に広がる。

これを次のように入力していきます。

はるの[space][Enter]あたたかな[space][Enter]ひざしが[space][Enter]...

長く入れたくなってもここは我慢してください。あとで学びます。

×はるのあたたかなひざしが[space][Enter]...

こちらは、もっとまずいやり方です。

×はる[space][Enter][Enter]あたたか[space][Enter]なひざしが[space][Enter]...

「はる/の」と分けるのはまだしも、「なひざし」は変換が正しく行われません。

これからは文節の区切りを「/」で表します。「/」で[space][Enter]を打ちます。(「/」は入力しません!!)どれも1回の[space]でお目当ての漢字が出るはずですが、出ない時は何度か[space]を押してください。

春の/暖かな/日差しが/部屋に/広がる。

この文節は漢字変換をやさしくするためなので、国語的な意味があるわけではありません。ひらがなが続いているところは一気に入れて変換せずに確定してもかまいません。たとえば、

かには/毎日、/せっせと/水を/やりました。/
早く/木に/なれ、/柿の/ 芽よ。/
ならぬとはさみでちょんぎるぞ。

候補がたくさんある場合

関係の/機関の/担当者は/その/期間は/忙しく/帰還できない。/

この例では「機関」も「期間」も「帰還」も「きかん」と読みます。候補が多い時は一度の[space]で希望の文字が出ないことになります。そんなときは続けて[space]を押します。次の候補がでてきます。何度か押していると一覧表がでてきます。

「きかん」でなく「きかんの」で変換しましょう。

候補の一覧表がでてきた時には数字で選んだりマウスでも選べます。候補の選択には[↑][↓]のキーも使えます。(横に並んでいても[→][←]ではありません)

この辺はシステムによる違いが大きく、自分で操作性を変更もできるようになっています。自分好みに変更してもいいのですが、授業では標準の状態で説明します。

「帰還できない。」で変換すると候補が少なくなる…はずですがAnthyはだめですね。「きかんする」と動詞として使わない漢字は候補にしないのが普通です。

候補ウィンドウは設定により縦に出すこともできます。

練習

/印は文節の区切りを表しています(「/」は入力しません!!)。カタカナの言葉もたいていは漢字変換で出てきます。「りれーを」といれて変換すると「リレーを」になります。特にカタカナにしようと特別な操作をする必要はありません。

それ/以前、/計算機は/演算/回路として/
リレーを/用いていた。/
技術/革新により、/これが/
トランジスタに/替わっていった。/
既刊の/機関誌は/すべて/季刊であった。/
重たい/荷物は/依然として/海路で/運ばれる。/
ものごとの/核心を/つかんで、/
確信を/持って/発言しなさい。/
使い捨て/カイロで/有名になった/カイロは/
もともと/懐炉と/書く。/

練習成果の提出 場所は kadai フォルダ。ファイル名は kanji1.txt

最後に自分のHR、名簿番号と名前をいれてください。名前は「ひらがな」でかまいません。

ファイル名は半角小文字で kanji1.txt で必ず kadai フォルダに保存します。

ファイル名は必ず半角小文字。ファイル名が違ったり保存場所が違うものは「課題未提出」のあつかいになります。保存後、 kadai フォルダを開いて、ファイル名や内容を確認するのがいいでしょう。


聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
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