もくじ
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ひらがなを親指シフト入力方式で

練習のしかた

ローマ字入力とかな入力を両方やってみて自分に合う方を選んでください。ローマ字入力とかな入力も同じファイルに入力します。

課題はhira.txtという名前で保存します。もし、すでにこのファイルがあるなら開いて続けて入力してください。ない場合は新規に入力してhira.txtという名前で保存します。

ひらがなだけの練習をします。エディタを用意し「日本語入力へ切替」のページで説明した方法で全角を入力できるようにします。(日本語入力モードにするとか、IM(インプットメソッド)をオンにするなどと いうこともあります)

入力すると、アンダーラインがひかれるなど他と違う見え方の文字が入ります。システムによりアンダーラインでなく文字の色が違ったりしているかもしれません。これは、この後に漢字に変換されるかもしれないという未確定な文字列という状態です。

たいていの場合、スペースキーも変換に割り当てられていますので、この状態でスペースを入れようとすると漢字に変換しようとします。漢字変換の仕組みは後で勉強しますから、ここではひらがなのまま、[Enter]キーを押して確定してください。確定するとアンダーラインなどは消え、スペースで空白が入るようになります。

改行するときには[Enter]キーを押します。改行はこのテキストエディタでは見えませんが、などの改行マークが表示される用にする事もできます。

間違えたときは[BackSpace]を使います。間違えて改行した時も、これで戻す事ができます。

親指シフト方式

親指シフト方式は日本語の文章を効率よく入力できるように考案されたキー配列の一種です。本来は専用のキーボードを使います。

これは専用キーボードの実物です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

入力のしやすさは定評があるのですが,普及していません。でもSCIMでは一般のJISキーボートをそのまま使って試してみることができるようになっていますから,一度経験してみることにします。

そもそも親指シフト方式のためのキー配列は記号部分や半濁音などの周辺部分で何種類かあるのですが,それを一般のJISキーボードに載せる方法もいろいろな可能性があり今後も多少変更がある可能性も残るのですが,現在の配置に従って図を作ってみました。

四角の色は指を表しています。

英字は省略しています。日本の文字を定義していないところは,直接入力の半角になります。文字が赤色になっている部分です。

指の基本位置です。ここでの練習は専用キーボードでないので指の場所を決めて行います。ちなみにこれはタッチタイピングの練習と同じです。

この方式の特徴は親指で押すシフトキーです。普通のShiftとかなり違った使い方をします。

左右2つの親指シフトキーがあり,役割が違います。

JISキーボードで代用する時は[無変換],[変換]をこれに当てます。真ん中の[スペース]も[変換]と同じ扱いになることが多い。

もう一つの特徴は「同時打鍵」です。ShiftキーはShiftキーを先に押しておきますが,親指シフトは同時に押さなければなりません。

2つのシフトキーの使い分けは,同じ手で押す同時打鍵と両方の手を使うクロス打鍵で覚えるのが楽です。

入力練習

青色の文字を入力します。灰色の文字は説明です。

右手

右手だけの練習です。キーボードに文字はありませんから,画面のキーボードを見ながら入れます。緑が人差し指,黄緑が中指,黄色が薬指,橙が小指です。人差し指が[と]にあるのがホームポジションです。

 はときいん
  おやゆびの代わり
 きき とき はき いき んき
  2もじずつ入れますが,スペースは省いて1行ずつ確定するほうがいいでしょう。
  中指中指,人差し指中指,次は人差し指を伸ばして中指と続けます。
 くき ちき らき つき ,き
  上のキーを打つ時には4本の指全部をずらすのが楽です。
 ねき そき めき ほき ・き
  下のキーを打つには4本の指全部をずらすのが楽です。

 はと・とら・らいち ときはきん
 ・中黒は下段小指です。
 つきはそら,きくはつち,はらん,いつつく,つくね
 ,コンマ は上段小指です。
 きらめくとき ねんきん はらきつい ほねはきらい

右手(クロスシフトは濁音)

いまの右手に[左の親指シフト](JISキーボードでは[無変換])を同時に押すと濁音がつきます。違う手なので「クロスシフト」といいます

 はぐき つぎは ぎいん ぎん
 どら ぼきん ばね めぎつね
 どつくぞ どめいん

右手(半濁音)

濁音がない文字に,ぱぴぷぺぽの半濁音が割り振られています。(専用キーボードの中には[半濁音キー]で入れるものもあります)

ぱくぱく ぴくぴく ぷちぷち ぺんぺん ぽきぽき

右手(シフト)

同じ手のシフト,今の場合は,右手に[右の親指シフト](JISキーボードでは[変換]または[スペース])を同時に押すとキーの上に書いてある文字になります。(JISキーボードには書いてありません)

 のの おの みの ょの っの
 るの にの よの まの ぇの
 むの ゆの ぬの わの ぉの
  ではシフトだけで練習です。 
 まわるおに おにのみの
 まののるま ぬるまゆ
 ゆのみ まるみ ぬの

右手全部

右手のシフト,濁音を含めての練習です。

 ゆきのよる はるまつつぼみ
 まるいおはぎ まどにつき
 いっぽん むっつ 

左手

左手のシフト無しの練習です。

 てて けて せて して うて
 たて こて さて かて 。て
 すて ふて へて ひて .て
 上段小指は「まる」下段小指は「ピリオド」 
 しけてた こうしかして.
 たかさ ふたしてけ.かさかして。
 ひさし たてさせて さかた。
 たすけて けさすてた。

左手(クロスシフトは濁音)

いまの左手に[右の親指シフト](JISキーボードでは[変換]または[スペース])を同時に押すと濁音がつきます。違う手なので「クロスシフト」といいます

 うしぶたへび べたです がけござだす

左手(シフト)

同じ手のシフト,今の場合は,左手に[左の親指シフト](JISキーボードでは[無変換])を同時に押すとキーの上に書いてある文字になります。(JISキーボードには書いてありません)

 なな ゅな もな あな をな
 りな ゃな れな えな ぁな
 ろな やな いな ーな ぅな
  
 あなを えなり えりも もりを
 ありゃ やもり あれも あろえ もえー

全体の練習

 とけい ことし くつした かたこと きんたろう
 けさはくもり きのうはあめ あしたははれ
 べじたぶる でじたるびでお でじたるかめら
 かめんぶとうかい つくりたておにぎり
 いわしのあたま くじらのしおふき
 いじょう、おやゆびしふとにゅうりょくほうしき

練習成果の提出 場所は kadai フォルダ。ファイル名は hira.txt

他の入力方式でも同じ hira.txt に入れています。すでにあるファイルを開いて内容を追加した場合は名前がすでに付いていますから、そのまま保存すればOKです。

ファイルがなくて新規ではじめた時はファイル名を hira.txt とし、必ず kadai フォルダに保存します。ファイル名は必ず半角小文字。ファイル名が違ったり保存場所が違うものは「課題未提出」のあつかいになります。保存後、kadaiフォルダ開いて、ファイル名や内容を確認するのがいいでしょう。

新規に保存したファイルの内容を確認する時は、保存したファイルをいったん閉じてから開きます。2重に開こうとすると警告があります。

課題のできあがり(今回の部分)はこんな感じ

はときいん
きき とき はき いき んき
くき ちき らき つき ,き
ねき そき めき ほき ・き

はと・とら・らいち ときはきん
つきはそら,きくはつち,はらん,いつつく,つくね
きらめくとき ねんきん はらきつい ほねはきらい

はぐき つぎは ぎいん ぎん
どら ぼきん ばね めぎつね
どつくぞ どめいん

ぱくぱく ぴくぴく ぷちぷち ぺんぺん ぽきぽき

のの おの みの ょの っの
るの にの よの まの ぇの
むの ゆの ぬの わの ぉの

まわるおに おにのみの
まののるま ぬるまゆ
ゆのみ まるみ ぬの

ゆきのよる はるまつつぼみ
まるいおはぎ まどにつき
いっぽん むっつ

てて けて せて して うて
たて こて さて かて 。て
すて ふて へて ひて .て

しけてた こうしかして.
たかさ ふたしてけ.かさかして。
ひさし たてさせて さかた。
たすけて けさすてた。

うしぶたへび べたです がけござだす

なな ゅな もな あな をな
りな ゃな れな えな ぁな
ろな やな いな ーな ぅな

あなを えなり えりも もりを
ありゃ やもり あれも あろえ もえー

とけい ことし くつした かたこと きんたろう
けさはくもり きのうはあめ あしたははれ
べじたぶる でじたるびでお でじたるかめら
かめんぶとうかい つくりたておにぎり
いわしのあたま くじらのしおふき
いじょう、おやゆびしふとにゅうりょくほうしき

聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
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