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日本語入力へ切替

半角と全角

いままでのキーボードの説明では入力できるのは英数字(英字と数字)だけでした。日本語を入力するためにはモード切替ということが必要です。

不正確ですが日本語の文字を全角文字ということがあります。対して今までの直接入力で入れた英数字を半角文字といいます。日本語の文字の幅が英数字の2倍になっていることからこのように呼ばれるようになりました。

全角文字の中にもABCや123など半角文字と同じものが入っています。コンピュータにとっては半角の「 A 」と全角の「 A 」は全く違う文字です。半角は幅が半分ということですが、最近は文字幅を調整して表示するようになってきましたので必ずしもそうは見えないので注意が必要です。

最近は半角で入れられる英数字は半角で統一する方向にあるようです。

コンピュータの文字としては半角が標準で、全角は日本で使用するために拡張されたものです。中国でも、韓国でも自国の文字を使うために日本と同様の工夫をしています。現在、互換性は十分でありません。特別な処理をしなければ文字として相互に読ません。半角文字だけはどの国のコンピュータでも使えます。

切り替えるには

SCIMでは「コントロールキー」[Ctrl]を押しながら「スペース」で切り替えます。

[Ctrl]は2つあります。図の赤のキーのどちらかを押しながら,青のキーを押します。

システムによっては[Ctrl]の代わりにシフトキー[Shift]を使います。

Windowsでは[半角/全角]キーを使います。(Debianでも一度日本語システムが起動すればこのキーでON,OFFできます)

表示

SCIMが起動するとトレイの中のキーボードの表示が替わります。

下の方に次のようなツールバーが表示されます。(設定によっては表示されません)

Anthyとなっていなければツールバーを左の方をクリックしてAnthyを選びます。

SCIMになっていれば[半角/全角]キーで日本語入力と直接入力を切り替えることができます。直接入力になっている時は次のように表示されます。

もちろん、[Ctrl]を押しながら「スペース」で切り替えてもOKです。この場合はツールバーがなくなります。


コンピュータの基礎
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Apr.2011 改訂