しばらくは、main関数の内部だけ、つまり下記でこの色で書いた部分だけを考えていきます。ただし青の部分はプログラムごとに異なる名前がついていて、それがファイル名の .java をのぞいた部分と同じになります。
public class Keisan { public static void main( String[] args ) { 命令文1; 命令文2; 命令文3; 命令文4; } }
命令文の最後にかならずセミコロン( ; )が必要なところは注意しておきましょう。
行の先頭文字が下がっているのは、構造を見やすくするためです。真似をしてください。「字下げ」といいます。
Hello2.java を例に説明します。
次の強調部分はプログラムの名前と範囲を示しています。Hello2 がプログラムの名前です。クラスという名前はJavaではプログラムを部品として意識して作ることからきています。プログラムの名前のすぐ後ろの { から最後の } までが、Hello2 というプログラムの範囲です。
public class Hello2 {
public static void main( String[] args ) {
System.out.println("こんにちは、みなさん!");
System.out.println("今日の天気は○○です");
}
}
多くのプログラムはいろいろな部分からなっていますが、簡単なプログラムは一つの部分しかありません。
このプログラムには main という名前のメソッドが一つあるだけです。次の強調部分がそれです。 { から最後の } までが、 main というメソッドの範囲です。
public class Hello2 { public static void main( String[] args ) { System.out.println("こんにちは、みなさん!"); System.out.println("今日の天気は○○です"); } }
main という名前のメソッドの範囲の中にはプログラムの本体があります。次の強調部分がそれです。
public class Hello2 { public static void main( String[] args ) { System.out.println("こんにちは、みなさん!"); System.out.println("今日の天気は○○です"); } }