MS-DOSプロンプトへのショートカット

ショートカットの作成

MS-DOSプロンプトのショートカットは他のものと少し違いがあります。

またjavaのために設定しなければならない部分もあります。

MS-DOSプロンプトのショートカットの作成

デスクトップの何もないところで右クリックをし、出てくるメニューから[新規作成]−[ショートカット]を選びます。

選んでいる様子

コマンドラインの部分にc:\windows\command.comと入力して[次へ]すすみます。

コマンドライン入力場面

ショートカットの名前を聞いてきます。ファイル名のようなものです。MS-DOSとしておきます。

名前の入力

これでデスクトップにショートカットができます。

アイコンの姿

javaのための設定

ショートカットの上で右クリックをして[プロパティ]を選びます。

プロパティを選択する様子

このようなウインドウが開きます。2番目の[プログラム]のタブを選びます。

プログラムタブの位置

このような状態になっています。。

ディレクトリがC:\windows

実行時のディレクトリに u:\user\java と入力。

バッチファイルに doskey /insert と入力。

ディレクトリとバッチファイルを入力

[OK]をクリックすれば使用できます。

設定の意味

各設定には次のような意味があります。(windowsでは大文字と小文字の区別をしません)

コマンドラインの部分に c:\windows\command.com
ダブルクリックで実行されるプログラムを指します。MeのDOSプロンプトならば必ずこれです。
実行時のディレクトリに u:\user\java
javaのために作業するときの注目するフォルダを指定します。授業ではマイドキュメントのjavaというフォルダで作業しますが、u:\user\がマイドキュメントのことです。これにjavaをつけて作業の場所を表しています。子のように指定したフォルダ内のファイルの読み書きにはフォルダ名を省略できます。
バッチファイルに doskey /insert
これはcommand.comの機能拡張です。上下の矢印キーで過去に使った命令を呼び出してもう一度実行したり、過去に使った命令を少し変えて実行できます。同じことを何度も入力しなくてもよくなるのでとても楽になります。
ここは本来command.comを開始するときに実行する命令を書いたファイル名を指定する場所なのですが、今回は命令が1つだけなので直接書いています。
path "C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_07\bin";%path%
今回のjavaインストールでは、別の方法で設定済みですので不要です。
この命令はすでに設定されたパス(%path%)に"C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_07\bin"を加えるというものです。加えるパス名はjavaをどこにインストールしたかで異なります。
これをまだ設定していない場合は、doskey /insert をあきらめてその代わりに書くか、doskeyとpathを両方書いたバッチファイルを別に用意して、そのファイルをここに指定します。
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