繰り返し(do)

do while

while が繰り返すかどうか判断するのは繰り返し部分を実行する前です。これを一度実行したあとに条件判定をしたい場合が出てきます。

do {
    /* 繰り返しの処理の内容 */
}while( 終了判定条件  );

do ではどんな場合でも、繰り返しの処理の内容を1度は実行します。

具体例

次の例は1をどんどん2倍して表示し、1000より大きくなったらやめるプログラムです。

ファイル名 Dloop.java

/** whileの使い方 */
public class Kurikaeshid { 
       public static void main( String[] args ) {
            double x = 1;
            do {
                  System.out.println( x );
                  x = x * 2;
            } while( x < 1000 );
        }
}

結果は以下の通り。前のページのものと同一です。

1.0
2.0
4.0
8.0
16.0
32.0
64.0
128.0
256.0
512.0

do while の振る舞いも単純です。

while を書かなければ、無限に繰り返すプログラムになります。

do の基本形

for や while に比べて異なる形をしています。while では、

while ( 判定条件 ) { 繰り返しの処理の内容 }

do では、

do { 繰り返しの処理の内容 } while ( 判定条件 );

while を使って次のように書くと do と同等のことをするプログラムになります。

繰り返しの処理の内容
while ( 判定条件 ) { 繰り返しの処理の内容 }

課題

do while と while はほとんど同様に使用できるので、多くは while 一つで済ましてしまいますが、ある状況では do while が便利です。しかし、今まで勉強した範囲でそのような状況の例を思いつけないので、ここの課題はなしとします。

もくじ

聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Last Modified