DOMとノード

DOMとは

Document Object Model の略で、javascriptなどのプログラムからxmlやhtmlで書かれた文書を扱うための仕組みの標準。xml,html同様W3C(World Wide Web Consortium ダブリュースリーシー)が標準の策定をしています。

ノード

DOMでは文書を木構造(tree)としてとらえ、枝分かれの部分や枝の先端をノード(node)と呼びます。タグやその中の属性、テキストがそれぞれノードになります。

例えば以下のようなリストではulタグやliタグがエレメントノードになります。ulタグの中に3つのliタグがありますからulで枝分かれしていると見るわけです。liタグの中の「りんご」「みかん」といった文字列はテキストノードといいます。

<ul>
<li>りんご</li>
<li>みかん</li>
<li>バナナ</li>
</ul>

テキストノードはliタグの中に入っていることから、それぞれliタグの子ノードであると考えます。テキストノードから見てliタグは親ノードです。同様にliタグはulタグの子ノードでulタグはliノードの親ノードとなります。

ノードの種類(Node Type) ノードの名前(Name) ノードの値(Value)
エレメントノード(Element Node) タグ名(tagName) なし(null)
テキストノード(Text Node) #text テキストノードの内容
属性ノード(Attribute Node) 属性の名前 属性の値

属性ノード(attribute node)はタグに書かれたtitle="hoge"などの属性のことです。エレメントノードのプロパティ(特性・特質)という位置づけで、親子関係ではありません。


ウェブページ(Dec.2010)
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Dec.2009 初稿