目次

動きのあるページ

はじめに

HTMLは基本的に文字と画像からできていますので、動きがありませんでした。ここで何か動くものがあると人目をひきます。いろいろなやり方が考え出されてきました。ただし、文章を読ませるページでは、ずっと動き続けるものがそばにあると落ち着きません。これも独りよがりにならないよう、注意して使いましょう。

アニメーションgif

もっとも早くから用いられ、いまも定番です。

つぎのように少しずつ違う絵を書いておき、つぎつぎに換えて動いているように見せます。いわゆるパラパラアニメです。作成のためのソフトがあります。PaintShopProにも、AnimationShop というソフトが付属しています。

gif に対して png が作られたように、アニメーションgif に対して mng という規格があり機能は上なのですが、あまり普及していません。

Java

ブラウザ内で動くようにしたjavaプログラムはアップレットと呼ばれます。プログラムはクライアントに読み込まれてから実行されます。プログラムはOSに依存するのが普通ですが、javaはブラウザが対応していればどんなOS上でも動きます。インターネット向きの性格です。また最新のオブジェクト指向の言語であることから人気があります。

Javaは汎用のプログラム言語なので、できることは画像だけではありません。作成するソフトは商品も、フリーのソフトもあります。一時ブームになりましたが、絵を動かすだけならば、手軽とはいえないので次の flush に取って代わられるようになりました。しかし、下にあげた例のように計算や判断を要するものだと真価を発揮します。

javaアップレットで動く電卓。
動きませんがこのような電卓です

最近のjavaはクライアント側で実行されるものよりも、サーバー側で実行されるプログラムとして注目を浴びています。

flash

この例はうまくいかないかもしれない。

フラッシュはマクロメディアという会社の製品です。ブラウザにプラグインという補助のプログラムを取り付け、表示するようにしています。プラグインは無料で配布し、データを作るソフトを販売することで商売をしています。この手のプラグインはいろいろありますが、フラッシュはかなり普及しています。ベクトルデータを扱えるのでデータが少なく、作成も比較的楽だということでひろがったのでしょう。

最近のバージョンではスクリプト言語を持つようになり、Javascript+javaのような利用法も可能性が出てきました。ユーザーの入力を処理する分野です。

フラッシュのサンプル


ウェブページ(Sep.2009)
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/