ブラシ(絵筆)は境界のギザギザ(エイリアシング)を目立たなくする(アンチエイリアシング)ため、元の色と描画色の中間色を使います。そのため拡大してみるとほけたように見えます。
これに対して鉛筆はアンチエイリアシング処理をしないので、塗りの境界がはっきりします。
ブラシ(絵筆) | 鉛筆 | |
---|---|---|
通常 | ||
拡大 |
太い線は自然に見えますが、1ピクセルに近い細い線は、ブラシだと一番細いものを使っても太く見えるというもどかしさを感ずることがあります。
これは特に斜めの線をなめらかに見せるために,指定の色より薄い色をギザギザの引っ込んだ部分に塗っているためです。縦の線でも指定した場所がピクセルの間に近い時には両側のピクセルに指定の色より薄い色を塗ります。
これはこれで便利なこともあるのですが,より細かなところまで自分でコントロールしたい時には,鉛筆を使うのがいいでしょう。
小さくした時にどう見えるかということを確認しながら目的にあった道具を使いましょう。
ブラシ(絵筆) | 鉛筆 | |
---|---|---|
通常 | ||
拡大 |
エアブラシ(air brush)は霧吹きでインクを吹きつける描画方法を真似しています。マウスのボタンを短く押したり、速く動かせば現在の描画色よりも薄い色がつきます。長く押すことでだんだん濃い色がつきます。この度合いは「割合」で設定することができます。デフォルトでは80%になっています。
他のオブションはほぼ絵筆と同じです。不透明度、ブラシ(筆の形)などが選べます。
筆圧感知はタブレットなど押し付ける力の強さを感知できる装置がなければ無視されます。
先の平らなペンなどで英字を美しく書くカリグラフィと呼ばれる技法を真似しています。
線を引く角度、スピードなどにより線の太さが変わります。
インクのオプションです。
右下の黒い●(種類を選ぶことで■や◆になりますが)の中の□をドラッグすることでペン先を平たくすることができます。角度も動かせます。