塗りつぶし課題

色の混ぜあわせを体験する

256段階を減らして大まかに見る

0~255 を51ずつ分けると 0,51,102,153,204,255 というように6段階に分けることができます。この6段階を記号で、00,33,66,99,cc,ff として赤、緑、青をいろいろな強さで混ぜ合わせてみます。

以下の表では次のような表記法を使っています。

# 33 00 66
赤の
強さ
緑の
強さ
青の
強さ

赤と青を混ぜる

まず、緑をいつも0のレベルにして赤と青の色だけを混ぜてみます。



 
 




 
 

ff255
cc204
99153
66102
3351
000
00336699ccff
051102153204255
弱←  青の強さ  →強

色の記号をなくすとこんな感じです。

緑と青

次に赤をいつも0にして、緑と青を変えてみます。

ここではわざと灰色にしています。色の記号を元に自分で色をぬってみてください。

ファイル名 G-Bx.png (名前を変えずそのまま) で保存

赤と緑

次に青をいつも0にして、赤と緑を変えてみます。

これもわざと灰色にしています。色の記号を元に自分で色をぬってみてください。

ファイル名 R-Gx.png (名前を変えずそのまま) で保存

3色を混ぜる

まず、緑をいつもCCのレベルにして赤と青の色の強さを変えてみます。

これもわざと灰色にしています。色の記号を元に自分で色をぬってみてください。

ファイル名 C-Yx.png (名前を変えずそのまま) で保存

具体的な方法

手順1:画像を保存してgimpで開く

灰色の部分のある画像を保存します。画像の上で「名前を付けて画像を保存」で保存します。kadaiフォルダがいいでしょう。(後で移動も可)

gimpで開きます。

手順2:塗りつぶしをする

で塗りつぶしを選びます。

色指定はキーボードからカラーコードを入力するのが速いでしょう

塗りつぶしたい色の部分をクリックします。やじるしの先がポイントです。

クリックした所と同じ色(近い色)の部分だけに塗られます。

思うようにいかなければオプションを調整します。初期値は次のようになっているはずです。

閾値(しきいち)はどのぐらい近い色だったら同じ色と見なして塗るかという許容範囲です。少なくすると塗る範囲を限定します。大きくすると思わぬ所まで塗ってしまうかもしれません。

今回の目的では閾値以外変更する必要はありません。

手順3:保存

元絵と同じ名前でkadaiフォルダに保存します。

もともとkadaiフォルダにあるものならそのまま保存するだけです。

そうでなければ保存した後移動するか,「別名で保存」を選んで保存する場所をkadaiに変更し,同じ名前で保存します。

課題

このページの G-Bx.png R-Gx.png C-Yx.png を指示されたカラーコードに塗り分けなさい。最終的にはkadaiフォルダにこの名前で保存されていること。


Gimpを使った画像処理(Sep.2009)
聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/
Jan.2010加筆