100個なら割引

lookup関数

1個なら2000円だけど100個以上なら1700円、500個以上なら1500円に割り引きます、といった時にはlookup関数を使うのがいいでしょう。

次の表でこれが必要なのはC3とC4です。C3はB3の値によって決まり、C4はB4の値によって決まるということになります。

仕組みとしては青地の部分の対応表から個数に対応した単価を拾うということになります。この表では個数が縦に並んでいるので、vlookup を使用します。横に並んだ表から拾うのであれば、hlookup を使います。v は vertical、 h は horizontal の略です。

=VLOOKUP(B3;B8:D14;2)
=VLOOKUP(検索する値; 検索する範囲; 取り出す値の位置)

vlookupの動作のしくみ

上で例を示した =VLOOKUP(B3;B8:D14;2) の場合、B3に検索する値を入れるとC3に vlookup が取り出した値が代入されます。

検索する値が100の時は、検索範囲の一番左の列(B列)をB8からB14の方向に検索してB11に100があるので、2番目の列であるC列から対応した1700を選択します。

もし、検索する値が600の時は、この値がありません。600は500以上ですが、1000よりも小さいのでB12の500が採用されて、2番目の列であるC列から対応した1600を選択します。

つまり、検索範囲の一番左の列を上から順に検索し、検索する値を超えない最も大きい値をみつけ、その行の取り出す値の位置に相当する列の値をとりだします。(超えない値には一致する値も含まれます)

検索範囲の一番左の列(ここではB列)は昇順(だんだん大きくなっていく順)に整列されている必要があります。

保存

kadai の中に、lookup として保存しなさい。


聖愛中学高等学校
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