もくじ
もくじ

vine38にLenny(testing)導入

はじめに

インストール開始は2007/8/17、運用開始は2007/12/10、記録を整理しているのは2008/5/18である。整理しない内に事情が変わったり、忘れてしまったりでまとまりがつかない状態にある。そのままの記録と振り返ってのまとめが混在している部分があるが、後の資料としての意味を考えて編集したつもりではある。

HDDのパーティションは分けてあるので、インストールしただけでGRUBによる選択起動になる。インストール後から授業で運用するまでを説明する。

記録の大まかな構成

導入したOSは結局 Debian/GNU Linux Lenny(testing) 正確には Testing-i386-netinst 07-8-13 この後選択的にアップグレードしているので、Lenny(testing)としか言えなくなっている。

まずはローカルユーザでソフトウェアを吟味する。

その後ldap認証とpam_mount(2007/9/22)でldap認証をしてサーバーのユーザーホームをマウントするシステムとする。

ひとつインストールが終わればPartimageを使って全PCにコピーする。雛形PCのパーティションをサーバーにsaveし、全PCにresstoreすることで40台を2時間でセットアップする。

実際の授業で運用をしながら不具合を調整する。

使用上の注意

ldap認証とユーザーホームのマウントが一番紹介したい部分なのだが、実際には、それに絡んでいろいろな調整が必要となった。その説明が多量になる。

testingは思ったよりも大幅に内容が変化する。始めから知っていたらEtch(stable)にしたかも知れない。アップグレードしたら設定ファイルがxml化されて驚いたこともある。苦労して設定を見つけたことが改良により不要になることもあるし、どうしようもなかった不具合が直ることもある。

したがってここに書いたことが、意味のない物になったり、新しいシステムでは間違った対処になる可能性もある。なるべく作業日やバージョンを明記するように心がけ、「そのようにする理由」を書きたいと考えている。

ローカルユーザでソフトウェアの吟味

ldap認証とサーバーのユーザーホームのマウント

安達 順一
http://www.seiai.ed.jp/
Last update: