宗教主任 石垣 雅子

聖書の言葉

神よ、わたしの心は確かです。
わたしは賛美の歌をうたいます。
「わたしの誉れよ 目覚めよ、竪琴よ、琴よ。
わたしは曙を呼び覚まそう。」

日本聖書協会『新共同訳 旧約聖書』 詩編108編2−3節

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この学校では毎朝必ず礼拝の時間があります。生徒の皆さんも、そしてわたしたち教師も神さまの前に謙虚になって心を静めて過ごす一時です。この礼拝の時間を大事にして欲しいし、大事にしなければならないと思います。キリスト教主義教育にとって礼拝とは絶対不可欠なものだからです。もう一つ言えば、他人の話をちゃんと聞き、受けとめるという態度も養って欲しいと思っています。

礼拝で歌う歌を讃美歌と呼びます。神を讃美する歌という意味です。わたしたちの口で神さまのことを讃美し、歌おうというのが讃美歌です。皆さん自身が口を開けて、大きな声で讃美歌を歌って欲しいと思います。好きな歌詞やメロディーが見つかると思います。先日教育実習に来た先生の中にも、「気づくと讃美歌を歌っていることがある」と言っていた人がいました。

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今日歌いました「こころを高くあげよう」はわたしが好きな一曲です。たとえ、今どのような状況の中に置かれていたとしても「こころを高くあげよう」と呼びかけるそのような姿勢がわたしを励ましてくれると思っています。わたしたちはいつも「こころを高くあげ」られるわけではないと思います。そんなに毎日毎日前向きになれるのなら、苦労はありません。むしろ、下向き加減だったり、うつむいてしまいがちになったりすることも多いのがわたしたちの日常生活なのだと思います。特にこの時期は疲れが出やすい時期でもあり、なかなか前向きのなれずにいる人も(わたしも含めて)多いのではないでしょうか。でも、そんなわたしたちをも「こころを高くあげよう」と励ましてくれるのです。

今日読みました聖書も、「わたしは賛美の歌を歌います」と書いてありました。詩編が書かれた昔々の人々もまた、神を讃美する歌を歌い続けていきました。そのことによって、「こころを高くあげよう」と励まされていったのではないでしょうか。神の言葉を読み、説教を聞き、神を讃美する歌を歌い、礼拝を行う。この学校は創立のときからそのことを大事にしてきました。皆さんも、そのことを忘れずに一人一人が関わって欲しいと思います。