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2010年入試(数学)

解説

(1)
ウ,オ (b/a)÷(d/c)=(b/a)×(c/d)として,かけ算に直して計算します。
カ (A+B)(A−B)=A−B として計算できるようにしましょう。
(2)
(1)カの逆で,x−y=(x+y)(x−y)と因数分解すると,x+y,x−yの値を求めることで,暗算で計算できます。
(4)
ある正の数aの2乗は,aの2倍よりも3大きくなる。aの値を求めなさい。
=2a+3
と数式に訳すことができます。
(5)
まず,x=2を方程式に代入し,mの1次方程式を解きます。
(6)
中学では,y=ax+bとおき,(4,−1)を代入して,y切片bを求めますが,高校では,
    y−(−1)=(1/2)(x−4)
として簡単に求めます。
(7)
展開図を描いて考えると求めやすくなります。母線は側面の扇形の半径であることと,底面の円周の長さと扇形の弧の長さが等しいことを用いることで,表面積は,円の求め方の応用として考えることができます。

(2)
それぞれの余りをA,Bに代入し,その値を7で割ることで,求める余りがわかります。
(3)
求める道のりをxkmとし,方程式を作ります。15分を(1/4)時間にすることを忘れないように。

(1)
樹形図を考えなければ簡単に求められます。これが(2)の確率を求めるときの分母になり,これを全事象といいます。
(2)
十の位が5,6,7のときの一の位がそれぞれ何通りかを考えることで,分子の値が分かります。
(3)
各位の数字の和が3の倍数になるとき,その数は3の倍数になります。もちろん,具体的に,1つ1つ考えても,3の倍数が何通りあるかは求められます。

(1)
円の中心をOとすると,△ADOは直角三角形です。
(2)
中心角AOCは45°。∠ABCは∠AOCの円周角です。
(3)
弧AC=弧CDから∠ABC=∠CADが分かります。∠ECA=90°ですから,∠AEC+∠EAC=90° また,∠DAE=90°ですから,∠CAD+∠EAC=90°となり,∠AEC=∠CAD=∠ABCとなり,△ABEが二等辺三角形とわかります。
(4)
(3)からAE=4cmですから,△DEAに三平方の定理用いてDEを求めます。(1)〜(3)は,次の問題を解くためのヒントとして設定しています。数学の問題には良く見られる傾向です。何のために各設問が用意されているかを考えながら解くことが大切です。

(2)
y=mx+nとして,A,Bの座標を代入して求めます。
(3)
直線ABとy軸の交点をCとすると,△OACと△OBCの和で求められます。このとき,2つの三角形の底辺はOCで,高さはそれぞれA,Bのx座標を利用すれば簡単です。座標で考える中学の三角形の面積は,大部分がこの方法で解決します。
(4)
ABの中点を求め,それとOを通る直線を考えます。

6

(1)
規則性を考えても良いのですが,このくらいなら,具体的に書くだけで求められます。
(2)
Bグループは,最初の数を2とし,5を加えてつくられてます。n番目の数は,5をn−1個,2に加えて得られます。
(3)
(2)と同じようにして,各グループのn番目を求め,2009となる自然数nが得られるグループを考えます。また,Eグループが5の倍数のグループであることを利用して求めることもできます。   

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