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2018年入試(理科)

解説

1

(1)
生産者は緑色植物で光合成をする。光合成で無機物を有機物にかえる。消費者・分解者は有機物を分解することによってエネルギーを取り出す。
(2)
生産者は大気中の二酸化炭素を吸収するので。生物Aが植物、B,Cが消費者である。呼吸はすべての生物がしているので、生物から出ている二酸化炭素が呼吸となる。
(3)
個体数は被食者が捕食者より多くなる。
(4)
Bが減ると、その被食者であるAは一時的に増える。CはエサであるBが減少するので減る。

(1)
豆電球aについて,オームの法則を用いると,1.5[V]÷0.3[A]=5[Ω]。豆電球bについて,オームの法則を用いると,1.5[V]÷0.2[A]=7.5[Ω]。したがってbの抵抗はaの抵抗の1.5倍。よって正解は⑤となる。
(2)
図2は,豆電球の直列接続より,回路全体を流れる電流は0.24[A]。豆電球aにかかる電圧は1.2[V],bにかかる電圧は1.8[V]となるので,正解は④となる。
(3)
実験3で回路全体に流れる電流は0.5[A]である。したがって,図4での回路全体に流れる電流は0.25[A]となり,豆電球bに流れる電流は0.2[A]になるので,抵抗器に流れる電流は0.05[A]である。かかる電圧は1.5[V]より,オームの法則から,1.5[V]÷0.05[A]=30[Ω]よって正解は③となる。

(1)
グラフより,40℃における溶解度は40gである。よって,40/140×100≒29%
(2)
(ア)グラフより,70℃における溶解度は140gである。水80gに対し,硝酸カリウムは最大で140×80/100=112g溶かすことができる。飽和水溶液にするためには,112-60=50g最低必要となる。
(イ)この水溶液を70℃から20℃まで冷却すると,その水溶液は飽和水溶液である。グラフより,20℃における溶解度は30gである。水80gに対し,硝酸カリウムは30×80/100=24g溶けている。70℃の水溶液には硝酸カリウムが62g溶けていることから,出てくる結晶は62-24=38gと求めることができる。

(1)
火山灰が堆積してできた岩石は、凝灰岩である。
(2)
なし
(3)
暖かく、浅い海で生活することから、サンゴである。
(4)
下の地層ほど古く、切ったできごとよりも切られたできごとが古いことから考える。

(2)
①は図のイヌワラビより下の植物で見られる。③はどれにも当てはまらない。④は単子葉類に見られる。
(4)
双子葉類に当てはまる特徴を選ぶ。①、③、④は単子葉類の特徴である。

(1)
水酸化物イオンが陽極に引きられるため,赤色リトマス紙の色が青に変化する。
(2)
一定量の水酸化ナトリウム水溶液に,中性になるところまで塩酸を加えていく。そのため,ナトリウムイオンは一定,水酸化物イオンは水素イオンと中和するため減少,水素イオンはほぼ0,塩化物イオンは増加する。
(3)
反応後の水溶液は酸性である。
①塩基性から中性、酸性と変わるのでBTB溶液の色の変化が反対である。
②塩化ナトリウムの白い結晶が残る。
③マグネシウムリボンが溶けて水素が発生する。
(4)
同じ量の水酸化ナトリウムに対し,中和に必要な塩酸の体積は,塩酸A:塩酸B=2:3である。濃度の比はその逆であるので,塩酸A:塩酸B=3:2とある。

(1)
ウ 日の入りは西であり、その時刻を表すBの時刻を求める。表より、1時間で25mmずつ動いていることから、25:55=1:x
x=2.2となり、0.2時間は12分であるから、17時に2時間12分を足すと、19:12分となる。
(2)
イ 地球は反時計回りに公転していることから、③の月が南中する位置では地球は夕方ごろの時刻となる。
ウ 月は反時計周りに公転するため、同じ時刻だと月は③→④→⑤と動く。地球から同じ時刻に観察すると東側に移動して見える。

(1)
N極がコイルに近づいていくので,BからCの向きの磁界の強さが変化する。それによって,コイルには誘導起電力(電圧)が生じる。よって正解は③となる。
(2)
N極がコイルに近づくと磁界の向きと電流の向きは図2のようになるため,S極をコイルに近づけると,図2とは磁界の向きと電流の向きも逆向きになる。よって正解は③となる。
(3)
N極がコイルに近づくと,検流計の針が右に振れたことから,左に振れさせ,かつ,大きい電流を流すための操作は,①と⑤が適当である。

(1)
温帯低気圧の特徴は、温暖前線に伴う乱層雲による弱い雨と、寒冷前線に伴う強い雨である。
(2)
暖かい空気は上に、冷たい空気は下へ移動する。
(3)
5月8日9時の天気図であるから、図1の真ん中の天気図を見て解答する。P点は暖気の中に入っており、低気圧中心に向けて南風が吹く。

10

(1)
①横から見ながらプレパラートすれすれまで対物レンズを下げて、上にあげながらピントを合わせる。
②左右上下が逆に見えているので、右下に動かす。
③視野の中央に移動してから、高倍率に変える。
④対物レンズは高倍率の方が長いので、プレパラートとの距離は小さい。正解
⑤先に接眼レンズを取り付ける。
(2)
条件にしたがって考える。6000個の1%の60個が一日に死ぬ。その分細胞分裂で補われるので、60個新しくつくられる。10日で600個の新しい細胞がつくられ、100個のうち1個がガン細胞になるので、600個のうち6個がガン細胞となる。

11

(1)
図のしくみは,化学エネルギー→電気エネルギー→音エネルギーの順に変換している。
(2)
電池は異なる2種類の金属板と電解質水溶液の組み合わせからできている。
(3)
正極では銅が電子を電極に残し,水素イオンが電子を受け取って発生する。負極では亜鉛が電子を放出し,亜鉛イオンとなって溶け出す。

12

(1)
ばねの伸びが12cmのとき,図2のグラフからおもりの質量が150gであることが分かる。したがって,150gは1.5Nになるので,正解は③となる。
(2)
図3においてばねの伸びが8cmより,ばねによる力が1.0Nとなる。おもりの重力は1.5Nであるので,力のつりあいより,浮力の大きさは,1.5N-1.0N=0.5Nとなる。よって正解は①となる。
(3)
図4においてばねの伸びが6cmより,ばねによる力が0.75Nとなる。浮力の大きさは,0.5Nであることから,力のつりあいより,ビーカーの底がおもりを上向きに押す力は,1.5N-0.75N-0.5N=0.25Nとなる。よって正解は②となる。
(4)
水平な台が水の入ったビーカーから受ける力は,重力6.0N,(2)で求めた力の反作用0.5Nと(3)で求めた力の反作用0.25Nの合力である。合計6.75Nである。圧力の大きさは,6.75N÷0.015m2=450Paとなる。

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