年間に数回、献金日があります。毎回前もって献金先を知らせます。礼拝の中で宗教委員が自分のクラスのなかを集めてまわり、全体で祈りを捧げて献金をします。教師も献金をします。
金額は特に定めません。聖書の「やもめの献金」のお話にあるようにお金の価値が人によって異なるからです。ひとりひとりが真剣に考えて決めるべきことです。それでも迷って聞く人には「パンと牛乳を買える程度」と宗教主任の先生は答えています。
国内や世界中の困難にある人々のために働いている団体、キリスト教と関わりのある施設、大きな災害にあった地域の人々に送っています。
次に紹介するのは2006年5月の献金日に当番の宗教委員が代表でした献金のお祈りです。私たちの献金の気持ちがすなおに表現されていると思います。
天の父なる神様、新しい朝をありがとうございます。 今日は日本キリスト教海外医療協力会への献金をおこないました。 アジア、アフリカなど世界中にまだまだ医療の十分でない国があることを とても悲しく思うと同時に、私たちが本当に恵まれているんだということを 改めて思い感謝します。 そして、私たちがその人たちのために 献金をするという機会を与えられたことを嬉しく思います。 僅かしか、そしてお金でしか その人たちにできることは今現在見つけられませんが、 私たち一人一人が少しずつでもこうして献金などで協力することで、 一人でも多くの人が どこかで救われていることを信じていたいと思います。 この祈り、主イエスキリストの御名によって御前にお捧げいたします。 アーメン弘前学院聖愛中学高等学校