☆

2006年クリスマス礼拝

2006年12月23日(土)午後2時半より弘前市民会館大ホールにてクリスマス礼拝が行われました。

クリスマスとはイエス・キリストが私たちの世界に来られた日です。その出来事をおぼえ、その喜びを分かち合うためにこの礼拝は行われます。今年もたくさんの保護者・卒業生・一般の方々を迎え礼拝を持つことができました。

聖書が朗読され讃美歌が歌われ、それが交互になるかたちでクリスマス礼拝は進みました。その合間合間には吹奏楽部や音楽部(ハンドベル)の演奏も織り込まれました。また、生徒と教師によるページェント(キリスト降誕劇)も繰り広げられました。

この日にむけて生徒は讃美歌やハレルヤを練習し、聖書朗読者と舞台役者も猛特訓をしました。

クリスマス礼拝を写真にて御覧下さい。なお、文中の聖書の引用は、日本聖書協会『聖書 新共同訳』 によるものです。

ヨセフとマリア、羊飼いの場面

ステージのろうそくに点火点火
イザヤ書9:1 闇の中を歩む民は、大いなる光を見 死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。  ハンドベルの音色と共にアドベントクランツのロウソク4本に灯がともります。全ての人が注目する瞬間です。


フロアではケミカルライトの点灯フロアではろうそくの代わりに
今年は会衆一人一人にケミカルライトが配られ、会衆席にも写真のように明かりがともりました。この明かりで讃美歌を歌います。


朗読と受胎告知の場面受胎告知
ルカによる福音書1:28−29 天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」  朗読者と役者が心を合わせて演じます。手をかざしているのは天使です。


ヨセフとマリア救い主イエスの誕生
イザヤ書9:5 ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。  ルカによる福音書2:6−7 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。  ヨセフとマリアの間に救い主イエスが生まれました。ヨセフとマリアは大勢の人が注目する中、堂々と演じました。


羊飼いたち羊飼いたち
ルカによる福音書2:8−9 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。  この後羊飼いたちの「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」の声が元気にそしてさわやかにひびきわたりました。讃美歌106番(あら野のはてに)の伴奏はハンドベルでした。


ハンドベルの演奏ハンドベル
今年は中学生も加わりました。ハンドベルは一人でも欠けてしまうと曲になりません。クリスマス礼拝にむけて一生懸命練習しました。静まりかえったホールに、“天使の歌声”とたとえられるハンドベルのきれいな音色がひびきわたりました。


吹奏楽の生徒たち吹奏楽
本校のクリスマス礼拝ではCDやカセットテープ等を使用しません。全て生演奏です。そのためとても迫力があります。


歌う生徒たち会衆賛美
クリスマス礼拝では沢山の讃美歌を歌います。会衆席の生徒たちは大きな声で歌いました。


3人の博士3人の博士
マタイによる福音書2:10−11 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。  生まれたばかりのイエスをはるばる訪ねてきた三人の博士を演じるのは伝統的に教師です。讃美歌II―52番(われらはきたりぬ)をひとりずつ歌いました。今年は梅原・櫻田・山田先生でした。授業とは異なる教師の姿を見られるのもクリスマス礼拝の楽しみの一つです。


説教中の宗教主任説教
説教は『なお、低く下って』と題して本校宗教主任石垣雅子が行いました。主イエスは人々の思いもしない所で生まれたこと、その誕生が最初に羊飼いや異邦人である学者たちに告げ知らされたことに心を傾けました。


客席も全員で歌う讃美歌 さやかに星はきらめき(讃美歌II―219番)
とてもしずかできれいな讃美歌です。指揮は本校教諭鎌田紳爾、ピアノ伴奏は三年生の生徒が行いました。


献金のお祈り献金
今年も生徒・教職員、ご来場の方々から全体で約36万円もの献金が寄せられました。尊い献金は災害援助のため、アジア・アフリカの人々のため、この国にあって苦しんでいる方々のために献げられます。


全員の大合唱合唱 ハレルヤ
毎年クリスマス礼拝の最後を飾るのは「ハレルヤ」(ヘンデル作曲)です。「ハレルヤ」とは「神をたたえよ」(旧約聖書の言語、ヘブライ語)との意味です。本校教諭玉田由紀子による指揮、そして三年生の生徒によるピアノと吹奏楽部の演奏と共にの大合唱です。男女共学になり7回目のクリスマス、年を追う毎に男性の力強い声がホールに響き渡ります。




弘前学院聖愛中学高等学校 http://www.seiai.ed.jp/