今年度の海外教室（希望者向けのホームステイプログラム）が実施されました。行き先は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州Whittier市。ロサンゼルス郊外にある閑静な住宅地で、生徒は一人ずつ現地の家庭に滞在し、英会話クラスや近隣の観光をめいっぱい楽しみました。その時の様子を、本校からの引率教員梨本佳恵がお伝えします。
青森空港からソウル仁川空港経由でロサンゼルスに到着。ホームステイ先の公園でウェルカムパーティーが開かれ、そこで私たちを2週間世話してくれる現地の先生のPamや各ホストファミリーと対面しました。一同みな緊張！日本との時差は-16時間あり、現地に着いてもまだ同日の午後。今日は、長い長い1日でした。
午前中は、学習センターにて英会話クラス。初めての授業は当然のことながらすべて英語！Pam先生の言うことがなかなか理解できず、みんなかなり戸惑いました。電子辞書は必携です！午後は、近所の郵便局・¢99ストア（アメリカ版100円ショップ）・スーパーマーケット巡りをしました。
今日は、一日観光です。ロデオドライブでリッチな気分を味わい、歴史あるファーマーズマーケットでは昼食とショッピングを楽しみ、ハリウッドではたくさんの映画スターとすれ違った（はず）。また、L.A.シティーセンターでメキシコ文化にふれたり、ドジャースタジアムのスケールの大きさに感動したりと、盛りだくさんの１日でした。
午前の英会話授業の後、週末に開催される COUNTRY FAIR の準備を手伝いました。飾り用のリボンを作ったり、絵を描いたり、露店で使う道具を整えたりと、お世話になっている地域の人たちのために一生懸命作業しました。英会話の上達のほうは・・・。
午前の英会話授業の後、あるホストファミリーの家をみんなで訪問し、タコランチ（メキシコ料理）と手芸、プールでの水泳を楽しみました。プールの脇にはジャグジーまで備わっていて、カリフォルニアの優雅な生活を体験することができました。タコスも美味！！でした。
午前の英会話授業の後、アメリカ独立記念ホール（実物大のレプリカ。本物はもちろんフィラデルフィア市にある）とその向かいのナッツベリーファームを訪れました。本国イギリスを警戒して、13州の代表が真夜中に会議を開いたという議場は当時を再現して分厚いカーテンが引かれたままでした。ナッツベリーファームでは、スヌーピーグッズや名物のフライドチキンやジャムなどのショッピングを楽しみました。
週末はそれぞれホストファミリーと過ごしました。ちなみに私は、朝から COUNTRY FAIR の準備（ケーキのデコレーション,会場設営など）をして、さらに運営や後片付けまで体験し、すべて終了したのは夜の9時！疲れたけど、現地の人とたくさん協力し合うことができたから楽しかったし、英語の腕もかなり上達したかも・・・。
今日もそれぞれの週末を楽しみました。私は、午前中は教会で礼拝を体験し（讃美歌の伴奏がロックバンド！！）、午後はファミリーとカリフォルニアのビーチに行きました。高級リゾートのニューポートビーチを散策し、サーフィンで世界的に有名なハンティントンビーチでは泳いだりバーベキューをしたり・・・。海の水は予想外に冷たかった！
午前の英会話授業の後、町の消防署を訪問しました（本当は警察署にも行く予定だったのですが、前日にアメリカでの「テロの警戒レベル」が上がったため急きょ中止に。こんなところにもイラク戦争の影響が・・・）。消防服を試着したり、放水体験をさせてもらいました。なによりも、消防署員は皆優しくてイケメン揃い！！すっかり恋に落ちてしまった人も・・・。
今日は、みんなが待ち望んでいたディズニーランド観光の日。本場のアトラクションを隅々まで堪能しました。カリフォルニアディズニーの一番人気は"INDIANA JOHNS ADVENTURE"！ファストパスをGETするのにも長蛇の列でした。夜は、DOWNTOWN DISNEYでスゴ腕のギタリストやヴァイオリニストの奏でるメロディーに酔いしれ、最後は幻想的な花火を観賞しました。丸一日遊んでもまだまだ足りないという感じ。
今日は朝から、翌日の夕方に行うサヨナラパーティーの計画と準備に明け暮れました。お世話になったホストファミリーたちを招いてのパーティーですから、楽しんでもらえて良い思い出作りが出来るよう、みんなで知恵をしぼって計画を立て、練習をしました。
昨日に引き続き、日中はパーティーの準備をしました。練習を重ねるにつれ、緊張感も高まります。そして、ついに本番！みんなで持参した浴衣を着て日本の雰囲気を演出しました。出し物は、歌ありゲームありみんなの特技披露（ピアノや剣道など）ありと盛りだくさんの内容でした。最後に一人ずつPam先生から修了証書を受け取った時には、なんだか感激してしまいました。
日本へ向けての飛行機出発が夜中12時！そのため、午前中はスタディーセンターで英会話授業をして,その後はあるホストファミリー宅で水泳をしたりゲームをしたりとアメリカでの最後の時間を楽しみました。別れ際は、『世界ウル○ン滞在記』をほうふつとさせる涙・涙のさようなら。本当に、良い経験ができました。
ロサンゼルス国際空港から仁川空港経由で青森に到着。時差の関係で、14日目は消えて（？）しまいます。帰国便の中では、それぞれが思い出にひたりながらゆったりとすごしました。仁川空港で乗り換えの待ち時間中は、写真のように出発ロビーでくつろぐ人や最後のお土産ＧＥＴに燃える人も。定刻どおりに青森に到着し、家族のもとへ急ぎました。やっぱり日本が一番？？