授業の内容に加えてそれを支える舞台裏も紹介したい。本校ではオープンソースのソフトウェアを中心に構成している。少し勉強すればお金をかけないでもかなりのことができる。下手に一社の製品に縛られるよりもかえって可能性が広がると思う。少しずつでも自分で納得のいくようにやりたい方にお役に立てれば幸いである。
Linux+Apacheでサーバーを設置しローカルでウェブページ公開。サーバーへのデータの転送はftpの代わりにファイルサーバーを使用する。
ページの作成には専用ソフトを使わず、エディタを使用する。htmlとcssを正しく理解すればウェブページは易しい。
Linux(またはFreeBSD)とSambaでWindowsクライアントからアクセスできるファイルサーバーをつくる。
費用は安価なPCと書籍代。これで40人×2クラスの授業が同時にあっても大丈夫。停電時以外は止める必要のない安定したシステムができる。
NT系のサーバーを使ったことがないので正しくは比較できないが、不足を感じたことはない。
実習室で、どのコンピュータを使っても同じ環境で作業ができるようにユーザー個人の設定をサーバーに保存し、ログオン時にサーバーから読み込んで設定する。
クライアントは WindowsMe サーバーは LinuxにSambaを使用。
第44回東北地区私学教育研修会 情報部会での発表資料
Thunderbird のプロファイルフォルダは Windowsのユーザープロファイルの中ではなく、ファイルサーバーにより提供されるユーザーホームディレクトリ内に置く
聖愛高等学校