教材更新履歴

教科書解説(情報の科学)2014年度版 追記

今回の追加は「インターネットのしくみ」,「アルゴリズムとプログラミング」など。プロトコルヘッダやURLのスキーム名など間違っていると思われる部分に遭遇した。数値の表現あたりで正確な表現を見せてくれたのに残念。プログラミングは今年もjavaを採用したが教科書の扱いはアルゴリズムだけで具体的なプログラムはなし。そこでjavaについての説明は大幅に省き、アルゴリズム中心に扱った。ただし教科書に出ている辞書をひくアルゴリズムは人間のためのもので、プログラミング言語用のものより複雑。これはどうかと思う。

コードの色付けに google-code-prettify を利用させていただきました。

2015-03-01

javaプログラミング2014年度版 追記

11月28日にも多少の加筆をしたが記録していなかった。加えて内部向けにの課題チェックのページ等へのリンクを消し忘れてリンク切れのまま放置してしまった。今回はmapについての解説を3ページ追加した。mapの例としてとりあげたローマ字への変換は促音・拗音で適度の工夫すべきところを含んでいるが、日本語のローマ字表記はどうあるべきかを考えるとぬかるみにはまる。パスポート、駅名表記、道路標識など単純にヘボン式と思っていたものがそれぞれ異なる様式であることがわかった。文字コードのグリフの時も感じたことだが、縦割り行政の壁を壊してきちんとした規範を作ってほしいものだ。

2015-02-11

教科書解説(情報の科学)2014年度版 追加

あまりにも間違いが多いので1年で教科書を替えた。今年のはほぼ正確な記述になっている。とりあえず1学期分を掲載する。毎年のことだが、以前のページがそのまま使える部分、多少書き換えた部分、追加したものなどまちまちである。

2014-06-27

javaプログラミング2014年度版 追加

今回の追加も旧バージョンを別のフォルダに移して残す方式にしました。旧版の改訂という位置づけです。

2014-06-27

ウェブページ作成 2013年度版 追記

動きのあるページ,DOMの部分を加えた。html5に合せた書き方にしただけで内容はほとんど変えていない。

2013-11-26

教科書解説(情報の科学)2013年度版 追記

マルチメディアコンテナ、コンピュータの仕組み、ネットワークの仕組みの部分を追加した。

マルチメディアコンテナは触れるつもりがなかった。しかし、今年の教科書には動画の種類としてavi,mpg,wmvだけが紹介されていて、webで使われるのがwmvしかないように書かれているのでしかたなく調べた。

ハードウェアの説明では、よく制御装置と演算装置を分けるのだが、最近のPCのCPUでは一体化されている。加えてコンピュータを計算機と捉えている世代なら、演算装置がまず頭に浮かんで、制御の機能も持たないといけないとなるのだが、ネットとワープロを主な機能と捉えている世代には制御機能は理解しても演算がピンとこない。多くの教科書はコンピュータ=PCとして説明している。かつての大型機のようなコンピュータは念頭にない。それなのに機能の把握は昔のままで、それがイメージしやすいわけでもなく、これによってコンピュータの何がわかるのかが今ひとつ理解できない。

この教科書の「CPUの動作」「TCP/IPの各層の役割」「ルーティング」は唐突なところがあり取り扱いに苦慮した。

javascript,DOM,canvasを使ったアニメーションはインターネットエクスプローラでは正常に動かないかもしれない。firefoxなどでご覧ください。

2013-11-26

ウェブページ作成 2013年度版 追記

リスト・テーブル、段組レイアウトの部分を加えた。

section,articleなどのhtml5の特有タグは、まだ対応しないブラウザがあるので、divをclass分けする従来の方法でやっている。

フォームはかなり変わったがCGIからphpへ移していくことにし、後回しにした。

2013-9-29

教科書解説(情報の科学)2013年度版 追記

ディジタル情報の特徴、画像の表現、データの圧縮と効率化の部分を追加した。

どうも世の中にはディジタルを素晴らしいものと言いたい人と、非人間的でだめなものと言いたい人がいるようだ。技術なのだから良い点もあれば欠点もある。両者とも冷静さも知識も欠いている。この教科書はだいぶ良くなっているがまだまだと思う。

「データ量を少なくすることができる」とあるがディジタルにしたからでなく、圧縮技術が進んだからだ。簡単に持ち歩けるようになったのは保存媒体の進化で体積が小さくなったからだ。

モノクロを白黒2値のことだとしているがこれも間違いだろう。

画像と動画のデータ量は、1kBが1000か1024かの違いで答えが変わるので、書かなければならなかった。ここでは圧縮技術には触れないので、計算上は莫大なデータ量になる。すでにディジタルにするとデータ量を少なくできると言ってしまっているのはやっぱりおかしい。次には圧縮の話になるのでここはデータが大きいことを強調したい。

2013-9-29

ウェブページ作成 2013年度版 追加

昨年度DOCTYPE を html5 にした。section,articleなどのhtml5の特有タグに触れなければ他はそう変わらないと踏んでいたが、imgのalt属性や、旧インラインタグがかなり変わっている。

タグの種類としてのブロックとインラインの区別はなくなった。これはボックスモデルや内部に入れることのできるタグの判断などいろいろなところで使っていた関係上、書き換えるのは苦しい作業であった。まだ完全でないかもしれない。ブロックとインラインはスタイルで指定するので、言葉としては存在し続ける。

この旧インラインタグは、i,bなどが復活。使用実態に合わせたようにも思えるが、その区別が欧米の活字製版の習慣に依ってしまったので日本人にはわかりにくくなってしまった。Text-level semantics のタグが正しく普及するのは難しいだろう。abbr と acronym を区別していたが結局 abbr だけにしたというようなことにならないか。

これもとりあえず1学期分を掲載したが、今後フォーム関係で苦労しそうだ。

2013-6-25

教科書解説(情報の科学)2013年度版 追加

指導要領の改定に伴い教科書がかわった。とりあえず1学期分を掲載する。以前のページがそのまま使える部分、多少書き換えた部分、追加したものなどまちまちである。

「考えている整数を当てます」 「二進から十進 練習」 「二進から16進 練習」 「AND,OR 練習」など特に記録を取らないクイズ形式の練習を作った。簡単なものだが意外と好評。また、「図形のディジタル化」「2進法1桁の加算器」など説明に使う道具にはあえて解説を書いていない。

今回採用の教科書は「k,M,G..接頭語」、「実数」など間違いと思われるものもあり、「補数を使った計算」など説明がおかしいものがある。接頭語についてはすでに書いたが、その他も「これは違うぞ」にそのうち書いていく予定。

2013-6-17

ウェブページ作成 2012年度版 追加

DOCTYPE を html5 にした。公開ページを置く場所がsmb接続からNFSに変わった。この2点の変更に伴い色々な部分を書き換えなければならないが、十分に確認されていない。

html5の特有タグにはふれず、DOCTYPE周りだけだが、ヘッダ部を暗記でかけるのは素晴らしい。

2013-3-5

教科書解説(情報B)2012年度版 追加

2011年度から教科書を替えて2年目。主な追加部分は以下のとおり。改変部分もかなりあるかもしれない。

アナログ時計、デジタル時計は長年作りたかったものをjavascriptで実現した。

「コンピュータの仕組み」の章の解説を加えた。インタプリタの関連でvmstatの出力からgnuplotでグラフを作るシェルスクリプトを作る実習が含まれる。

「データーベースの活用」の章の解説を加えた。OpenOfficeのBaseを使ってすでにあるテーブルに関係演算をするクエリーを作る実習がある。

2013-3-3

javaプログラミング2012年度版 追加

今回の追加も旧バージョンを別のフォルダに移して残す方式にしました。旧版の改訂という位置づけです。

jarの解説の目的はもともとGUIプログラムをGUIらしくアイコンやメニューから起動するために加えられたものです。Linuxでは.desktopファイルで簡単に出来ますので「端末からでない実行」でこちらを先に解説し、jarは配布のための仕組みの扱いとしました。扱いがWindowsとlinuxでは異なります。

グラフィックの章を改定しました。スレッドを使うところからクラス内クラスをやめて書き直しました。レンダリングヒントを入れて画質を向上させました。斜めの動きをさせるモード、キーボードイベントの使用も追加しました。

ネットワーク以降は今年度の授業前ですので、今後変更される可能性が大です。

2009年度版の時に書いたイベントディスパッチスレッド(EDT)から行うようにする件は未だに無視しています。授業ではsun-javaのパッケージを使用していますが、openjdkも整備されつつありますのでもう少し様子をみます。

2012-11-24

ネットワーク部分を改定しました。

2012-11-30

ネットワーク部分をさらに改定しました。アルゴリズムの前半を少し書き直しました。

2013-02-20

javaプログラミング2011年度版 修復

エラーで見ることができない状態でした。.htaccessファイルが紛れてアップロードされていました。校内のサーバー限定で使用していたものでホスティングサーバーでは有効にしていない設定が書かれていたようです。確認が足りませんでした。申し訳ございません。

2012-6-7

javaプログラミング2011年度版 追加

今回の追加も旧バージョンを別のフォルダに移して残す方式にした。旧版の改訂という位置づけです。

文字列、配列についての解説を先に持ってきました。最初に総覧的な解説をしておくのと必要になるまで伏せて使う機能を順次解説するのと、頃合いで悩んだ結果です。

jarの扱いがWindowsとlinuxで異なるので追加解説をしましたが、後でいろいろなことがわかってきて話が複雑になってしまっています。解説の組み立てにはもう少し工夫が必要です。

グラフィックでは機能を追加しながらの解説していったためclassごとの役割分担、機能の見通しが悪くなっています。今回書きなおそうとして諦めています。

ハノイの塔では懸案であったアニメ化を果たしました。

2009年度版の時に書いたイベントディスパッチスレッド(EDT)から行うようにする件は未だに無視しています。授業ではsun-javaのパッケージを使用していますが、openjdkも整備されつつありますのでもう少し様子をみます。

2012-5-4

ウェブページ作成 2011年度版 追加

少々の書き直しと追加があるものの、目立つ追加はphpでファイルを読んで選択・並び替えをして表示する部分のみ。今年は少し時間があってテキストが増えた。データベースとの連携で使うのが定番かもしれないが、テキストファイルでも十分いける。

2012-3-3

教科書解説(情報B)2011年度版 加筆

3学期分を追加。C言語の文字列の部分でポインタをどこまで説明するかで迷う。プログラミング言語の一般的なしくみを学ぶという観点ではポインタは避けておいたほうがよいかと思うが、コンピュータの仕組みということを考えるならば格好の教材でもある。Javaなどのオブジェクトの概念も理解しやすくなるかもしれない。そうこうするうちファイルからの入力など使わなければならない局面も現れて、とりあえずのそのばしのぎになってしまった。アルゴリズム以降は言語よりも手順を理解するためのものとしてC言語の解説を諦めざるを得ない部分もあった。RubyやJavaなら学んだことの組み合わせでできたかどうか研究の余地がある。

シミュレーションのライフゲーム、モンテカルロ法による円周率、待ち行列も教科書にあったものをC言語で書いてみたが、生徒が自分で書くところまではかなりの距離があったろう。もちろんそこまで要求しているわけでなく、プログラムによる作業の自動化で単純な作業なら楽にやらせることができることを経験してほしかったのである。

情報通信については「教科書」をメインにしたため、資料集の様相を呈している。過去に書いたものを焼き直した部分も多い。

今年採用した教科書ではホームページとは書かずウェブページと書き、脚注でウェブページが正しいとしている。これは満足。でもURLのhttp:をプロトコル名としている。残念

ちょっと困っているのがドメイン名。URLのwww.seiai.ed.jpの部分をドメイン名と書いてある。ドメインの取得は"seiai.ed.jp"で、ドメイン内のコンピュータ名+ドメイン名である www.seiai.ed.jp でコンピュータが特定される。ユーザー名+ドメイン名である hoge@seiai.ed.jp でメールアドレスが特定される。これで座りがいいと思うのだが…。

一方、www.seiai.ed.jp はFQDN(完全修飾ドメイン名)と呼ばれており、これはホストを表すから、これはドメイン名と言ってしまうようになったのかもしれない。もっともうちが契約しているホスティングサービスでもseiai.ed.jpがwww.seiai.ed.jpと同じくホストを表すようにDNSを設定してあるので、さらに話は面倒になっている。

2012-3-1

教科書解説(情報B)2011年度版 加筆

とりあえず2学期分を加筆。音や画像は昨年とほぼ同じもの。プログラミングについてはC言語を新たに書き加えている。Linuxではオープンソースの元祖と言っていいgccがそのまま使えるのでソフトウェアの用意はとても楽である。Rubyも考えたのだが教科書で取り上げる言語はやはりまだ手続き型で、ここから始めさせるにはちょっと躊躇する。

躊躇するのはなぜかというと for(i=1;8>=i;i++){printf("No.%d\n",i);} は javaにもjavascriptにもperlにもphpにも応用できるけれど、1.upto(8) do |num| puts "No.#{num}" end と書かれるとRubyだけの世界になってしまわないかなということ。でも魅力的。しかも #include <stdio.h>も int main() もいらない1行ですよ。

「社会で行われていることが授業に入るには3年ぐらいかかる」と最近情報科の研修会で聞いた。先んじて道を示したのが我々が受けた教育ではなかったかと思う。いつから後追いでよいことになったのか。そこから考えると躊躇せず進むべきかもしれないとも思う。

似たような例題をたくさんやりながら使って覚えるように、また拾い読みをしてもある程度わかるようにというのが基本方針だったが、例によって発見したことに深入りする傾向にある。

2011-11-25

画像処理2011 (GIMP 2.6.10) 追加

GIMPのバージョンが2.4.5から2.6.10に上がったのに合わせてスクリーンショットを撮り直し書き換えた。GIMPはこのバージョンでかなり使いやすくなった。かなり書き換えたように記憶しているが、メニューからはあまり感じられないのが残念。

テキストの部分とアニメーションの部分を加筆した。

今回も旧版はそのまま残す。計画のままになっている参考資料を今後も書き加える予定。

2011-9-23

教科書解説(情報B)2011年度版 追加

2011年度から教科書を替えた。とりあえず1学期分を掲載する。訂正や書き換えがあるものと思ってほしい。

今回の教科書は記述が正確なのでそれほど詳しく書かなくても良いのだが、せっかく作ったものなので資料として残すようにした。これに引っ張られて深入りしているようにも感じている。

ページの冒頭で概要が把握できること、javascriptを使って触りながら理解することを心がけて、これからも努力を続けたい。

2011-7-2

コンピュータの基礎(Linux)2011年度版 追加

今回はオープンオフィスからワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つの代表的なアプリケーションソフトウェアに触れてもらう部分を追加した。

限られた時間で扱うので次のことに絞って計画した。

記号入力の説明をなくした。プロポーショナルフォントの使用が一般化したことや、JISでも英数は半角に統一(カタカナは全角に統一)が望ましいとされていることから、記号入力は日本語をOFFにすればよいと判断したものである。

2011-6-14

ウェブページ作成 2010年度版 追加

今回の目玉はDOM。Javascriptを使ってページの内容を書き換えるために文書の扱いを定めた仕様。

Javascriptはブラウザにより書き方が異なることが問題とされていたが実はDOMにしたがった方法を使えばかなりの部分に互換性があります。DOMの仕様はかなり前から定められていたのに、なぜいままで教えられてこなかったか不思議に思います。

ウェブの標準に合わせることに熱心でなかったインターネットエクスプローラでもかなり使えます。インターネットはOSやソフトウェアの違いがあっても相互にデータ交換のできるところに価値があります。DOMを学ぶことでさらに一歩これが進みます。

しかし最近のインターネットエクスプローラでまたこの互換性の問題が生じています。インターネット上のページでjavascriptが無効になるように設定されているようなのです。ここに書いたことがインターネットエクスプローラでは動かないと誤解されそうな状況にあります。

ウェブブラウザ上で実行されるプログラムにすべてを許可すると危険なので、ローカルのファイルの読み書きや削除ができなかったりローカルにあるプログラムを起動できないようになっているのが普通です。ブラウザのJavascriptはインタープリタ言語ですからこのぐらいの制御はさして難しいことはありません。ところがインターネットエクスプローラはこれが出きるように設計されました。ブラウザのリンクにローカルのexeファイル(つまりプログラム)を指定すればそれを実行してしまうのです。マイクロソフト社はこれをプログラムなどのインストールや遠隔のメンテナンスに使おうとしたのではないかと思います。

これはとても危険でした。でもJavascriptが危険なのではありません。インターネットエクスプローラの仕様が危険だったのです。そしてマイクロソフトはJavascriptを基本的に無効にしておき、有効にするのは自己責任でやってくださいという姿勢でいるのだと思います。困ったものです。

Windowsの方もFirefoxでお試しください。動くはずです。

2011-3-22

ワードプロセッサ(OpenOffice.org Writer)2010年度版 追加

2006年度中学生向けに書いたものを現在の状況に合わせて書き直した。当時はWindowsでの授業の最後の年でOpenOffice.orgのバージョンも替わった。

画面の画像で示したスクリーンショットは普通生徒用機で撮るが、新しい実習室のOSをバージョンアップしOpenOffice.orgもDebian製からオフィシャル版(OpenOffice.orgで配布しているもの)に変えつつある状況で、異なるデザインのものが混在している。機能は替わらないのでご容赦願いたい。

スタイルを使う書式設定はなれない場合は理解しにくいが、使い慣れると合理的にできていることが納得できる。ぜひ試していただきたい。

2010-7-29

図形描画(OpenOffice.org Draw) にページ追加

Draw の小技 の3つ目として、「面接日程表を作る(文字ボックスの文字を1行ずつ切り離して移動)」を追加しました。

2010-7-17

図形描画(OpenOffice.org Draw) にページ追加

Draw の小技 の2つ目として、「座席表を作る(図形の整列と図形に付加する文字)」を追加しました。

2010-7-13

図形描画(OpenOffice.org Draw) 追加

2008年度に生徒向けに書きGimpのあとの授業で使用したが、その後Gimpに写真加工を加えたことから削られていた部分。2010年度版といいながら授業では取り上げていない。

今回の公開は授業で使用することを想定せず、教員が仕事に使う上での活用事例集のようなものとして今後も項目を増やしていこうと考えている。

DrawはOpenOffice.orgの中ではあまり知られていないがポスターや説明図つきの文章を作るにはとても便利なソフトウェアである。プレゼンテーションソフトであるImpressの機能を流用した部分もあり、造り込みが不十分と感ずる。それでも、そこを回避して使えばワープロや表計算で苦労して作っていたものがとても簡単につくれて、道具を間違っていたのだと実感できる。

2010-6-29

教科書解説(情報B)2010年度版 追加

2009年度版で省略した「情報社会とコンピュータ」の部分が新規に加わった部分。以降の部分は2009年度と変わらない。今後書き換える可能性はあるが今回はそのままにした。

本校で使用している教科書ではプログラミングでjavascriptを取り扱っている。ブラウザさえあればOSを問わず、生徒の自宅のPCでも気軽に試せるので、その点は優れている。しかし、ウェブ標準の書き方に沿わずhtmlとしての最低限の記述しかしていないので、「正しいhtmlにするために」を加えた。

2010-6-26

ウェブブラウザ2010年度版 追加

2007年度から内容的にほとんど変更はない。Linux化とブラウザのバージョンアップによりスクリーンショットを撮り直しただけ。もともとウェブとブラウザの概要を説明するためのものなので、ブラウザが別のものであっても構わないのだが、実状に合わせたものである。

2010-6-12

javaプログラミング2009年度版 追加

グラフィックの部分を書き加えた。その他授業に合わせて書き換えた部分もあるかもしれないがほとんど2008年版のままのはず。ただし授業で取り上げなかった部分もある。

SunのGUIのチュートリアルはGUIプログラムの開始はイベントディスパッチスレッド(EDT)から行うように変更されましたが、理由がどこかにスレッド関係のバグがあるということなので、いまいちすっきりしません。無名クラスやスレッドの説明もしなければならなくなるのでまだそのままにしています。そもそもフレームの作成をインスタンスの作成の目に見える例として始めたのです。これはこれでEDTと衝突していないと思うのです。

今回の追加では初めて旧バージョンを別のフォルダに移して残す方式にした。新しい版への誘導がいらないようにするため。

2010-5-4

教科書解説(情報B)2009年度版 加筆

データの圧縮の非可逆圧縮についてJPEG画像の圧縮の程度と画質、ファイル容量の関係をJavascriptを使って図示した。

本校で使用している教科書ではプログラミングでjavascriptを取り扱っている。ブラウザさえあればOSを問わず、生徒の自宅のPCでも気軽に試せるので、その点は優れている。しかし、ウェブ標準の書き方に沿わずhtmlとしての最低限の記述しかしていないので、文字コードの判別から文字化けする可能性があるのでここだけを加えた。

2010-2-28

目次部分を作り直し、新しい版へ誘導するようにした

クライアント機をLinuxにした後に書かれたもの(2008年度以降)と、Windows時代のテキストを分けた。

Linux版がないものもあるが、必要なものから書き換えている。作業中。

中学校での授業内容の変化や、授業の組み立ての変化から、参考資料・自習教材・ヘルプへと性格が変化しつつある。

2010-1-14

画像処理2009 (Gimp 2.4.5) 追加

基本的に2008年版と変わらないが、ベクターデータの部分とアニメーションの部分と、参考資料を加えた。

旧版はそのまま残して新版への誘導を加えようと考えている。そのことも含めて目次を新たに作り直すことにし、作業中。

2010年のために、参考資料を今後も書き加える予定。

例によってjavascriptはもっぱらfirefoxで作成している。今回からDOMを意識して作っているが、まだIEでチェックしていない。しばらくはおかしければIE以外で見てほしい。IE7以降なら問題はないとは思うが。

2010-1-9

教科書解説(情報B)2009年度版 IE ver.6 対応のため書き換え

記憶素子二進数の時計に使われているjavascriptを インターネットエクスプローラ(IE) ver.6 でも動作するように書き換えました。DOMを勉強する中で IE ver.6 が対応していない所を避けて javascript を書く方法が見えてきました。作業の中でいままで単にブラウザの違いによって文法がまちまちだと思っていたものが、IE ver.6 だけがWeb標準に準拠していないということなのだとわかってきました。そのうちにまとめて書きます。

IE ver.8 では、javascript を動作させてもよいか尋ねてくるのですね。ブラウザの中で動作するプログラムはできることを制限して破壊工作などされないようにします。IEはその制限をきちんとせずにdirectXを動かすようにしてコンピュータを危険にさらしていました。今度はいったん全部を禁止し、ユーザーの責任で解除させてすべての責任をユーザーに負わせるという作戦のようです。制限内で動くjavascriptは安全なはずなのですがね。firefoxの使用をお勧めします。

2009-8-27

教科書解説(情報B)2009年度版 更新

JIS X 0213 のコード表を中心に記述を追加した。JIS X 0213:2004 vs Unicode mapping table(http://x0213.org/codetable/jisx0213-2004-std.txt)などを使わせていただいて Java で自動生成したもの。授業ではあくまで参考資料。パーソナルコンピュータの準拠する文字コードが JIS X 0208 から JIS X 0213 に移行しつつある現在、どのように拡張されたかを概観しておくことで、どのようなことが問題になりそうかを理解しやすくする。

2009-8-6

Unicodeの一覧を作成した。Javaは使い回しが利くので楽ができる。表の文字はXMLの数値文字参照なのでフォントがない文字があっても安心して作業ができる。Linuxだと知らない文字もかなり表示されて興味深い。

インターネットエクスプローラ(IE)ではjavascriptが正しく動きません。Firefoxをお使いください特に記憶素子二進数の時計addEventListenerを使っているためです。タグの中に onMouseClick などと書いていたものをページ表示時にスクリプトで指定するものです。CSSで内容と見栄えの指示の分離をしたように、内容とスクリプトの分離ができます。プログラム時にはとても便利です。IEで使えないことはわかっていたのですが教室でも普段の生活でもIEを使わないので公開時にはまったく忘れていました。

IE8になってやっとpngの透明度が使えるようになったのですが、まだ追いついていないですね。どこまでがWeb標準かは調べてみなければわからないのでまた次の機会に書きます。

2009-8-10

電子メール 2008年度版 追加

OSがLinuxになったことによる変更がほとんどだが、「SMTPサーバーと直接対話する」を新たに書き加えた。端末エミュレータから自分がメールソフトになってサーバーと直接交渉してメールを送信するというもの。Windowsでは面倒だが、Linuxになったおかげで telnet を気軽に使える。ただし速く進んで時間が余ったクラスで説明しながら行ったので、説明はあまり丁寧ではない。

Windows/LinuxでOSを切り替えても同じメールボックスを使えるように設計したものの、授業でWindowsに戻ることはなくちょっと残念。ただし、署名がそのままだと文字化けする。WindowsならShift_JIS、Linuxならデフォルトのロケールで保存してあると決めつけているからだ。

今後の課題は

文字コードの解説
Shift_JIS ベースなのは Windows時代の名残り。JISと考えても JIS X 0208 の説明なので、JIS X 0213 に言及しなければと思う。0213はまだ使うなという事になるんだけど。
「迷惑なメール」の書換
迷惑メール、ウィルスには流行があるので、最近のものに合わせる必要を感じている。しかし主流がhtmlリンクになっているのでむやみにクリックして調べるのも危険。どうしたものか。
「OutLookは使うべきでない?」の書換
最近のMSのメールソフトは名前が変わった。ここ数年Thunderbird以外はほとんどさわったことがないので、更新できずにいる。
危険な添付ファイルを直接開くことができなくするなど、セキュリティ面で少し変わってきたようだ。そのため添付ファイルが開けないと相談を受けるようになった。設定を変えれば開けるようになるのだが「あなたが設定を変えたからあなたの責任」ということなのだろう。
Outbound Port 25 Blocking
携帯全盛の時代なので、あまり詳しいことはいらないが、なにかの形で触れておく必要があるかと思っている。参考資料に載せるだけになるかも知れない。

2009-7-31

表計算 2008年度版 追加

OSがLinuxになったことで、ツールバーのアイコンのデザインが変わったり、デフォルトのセル内の丸めの桁数が変わったりしていたのを現状に合わせただけで、今回もあまり変わっていない。使用ソフトが KyPlot から始まったこともあり特定の製品に依存しない作りにしたことが変えなくてもいい理由の一つだろう

OOoはデータベースのフロントエンドとして使えるのでデーターベースをどう扱うか、マクロとしてのBASICに触れるべきか、グラフを扱うべきか悩んでいる点もある。

最近エクセルの表を入力フォーマットとして、記入して送り返せというアンケートや競技会の選手登録をよく見かける。一企業の売り上げに荷担することを避けてオープンソースを使うべきだろうということもあるけれど、その記入欄の作りがまずい。こちらで既にあるデータをコピーしようとしてもセル毎でないと入れられなかったりで、とても不便なのだ。印刷した時の見た目がきれいかも知れないが、各校から集まったデータから全部のデータを取り出すことなど考慮していないのだろうなと思ったりもする。

そこで、他のソフトとのデータの交換というテーマを増やしてみた。

2009-7-1

コンピュータの基礎(Linux版)と教科書解説(情報B)2009年度版 追加

古いWindows Me版のままであったコンピュータの基礎を更新した。Linuxに換えてから気になっていたが年々中学校までにコンピュータを学んでくる量が増えてきちんと書く必要が減ってきた。項目だけ書いてあとは実際にやって見せて済ませた部分もありあまり参考にならないかも知れない。ただこれはLinuxにしても生徒が全く違和感を持たずに使っているということを示すものでもある。

昨年LinuxのSCIM+Anthyでは親指シフトが選択できるので加えてみた。人間と機械のインターフェースに関する工夫をすることは大切なことと思うのだが生徒はあまり関心がない。今年は完全に参考資料とした。

教科書解説(情報B)は本校で使用している教科書の説明が不足なところ、誤解されかねないところを選んで解説している。従って1年が終わっても全部を網羅することはないだろう。また今までと違って作成途中で公開しているので大きな書換が入る可能性がある。使用教科書は日本文教出版の「新・情報B」だが教科書が違っても参考になると思っている。

2009-6-29

javaプログラミング2008年度版 追加

テキストは授業にあわせて毎年書き換えられるが長らく更新を怠っていた。今回は2005年版に書き加える形で変更のない部分も多々あるがファイル名のルールを変えたのでフォルダを変えて2005年度版も残した。リンクを貼っていただいている部分があるようなのでしばらくはこのままにするが,新たにここにこられた方には2005年版は不要であろう。

2007年12月にOSをLinuxにした。OSが異なっても動くJavaなので大部分はそのままでいいのだが,エディタの説明やコンソールの説明はLinux用に書き換えた。はじめはWindows用のものを残そうとしたが,本校のはWindowsMe用であるしこの辺の解説は他にも沢山あるだろうからと削除した。

2009-3-29

ウェブページ2008年度版 追加

2006年度から XHTML1.1 に移行していたが、2007年12月にOSをLinuxにし、文字コードをUTF-8とした。

前半はDOCTYPE宣言・XML宣言を早期に説明していること、Linux化にともないエディタと画像処理が変わったことへの対応、class,idもspan以前から説明していることなどが異なるだけでそれほど変更はない。

後半は、javascriptをおおきくとりあげ、html5の先取りとしてCanvasを、ウェブサービスの体験としてphpを取り上げた。

meta http-equiv の記述,xml宣言を含めないという選択肢に詳細を書いたが、XHTML Media Types - Second Edition という W3C Working Group Note が2009-1-16 に公開された。これに基づいて DOCTYPE宣言・XML宣言 の説明を書き換えなければならないと感じている。そればかりか当サイトの書き方の基準も変更すべきかもしれない。

W3CのRCもhtml4のものは例が示されたりして親切だった。ところがxhtml1.0ではxml対応の部分だけの規定でタグの説明はhtml4を見るようになっているだけだったし、xhtml1.1ではどのような属性を指定できるかが機械的に示されているだけでそのために誤解が広がっているように思う。加えてxmlの制約もありそれについてはxhtmlを見てもわからない。xmlの記述もわかりにくくこの技術を広めようとしていないのではないかと思ったほどだ。たとえばリンクのURIにCGIで使用する&をそのまま書いていいのか&amp;と書くのかそれもだめなのかも結局わからなかった。解釈が割れればブラウザの設計がまちまちになる。するとページの作成者はよくわからない規格に加え各ブラウザの対応を調べなければならない。これは地獄だ。

2009-3-18

画像処理 (Gimp 2.4.5) 追加

testingであったLennyを最終アップデートした時のバージョンにより Gimp 2.4.5 を使用。PaintShopProでやっていた内容をこれに沿って書きなおし、写真加工を加えた。ソフトやソフトのバージョンが替わっても使える内容を心がけているが、そのソフトで手軽にできる技や陥りやすい失敗などを解説する部分はかなり書き直さなければならなった。近々2.6系に合わせて書き換えなければならないと思う。

2009-3-7

ブラウザ

特に取り上げなくてもよい時代になったが,ネットワークとインターネットとブラウザの概念から説明した。また本校ではブラウザとして firefox を使用しているので、検索の仕方,タブの使い方などを簡単に解説した。IE5.5時代のものは削除し置き換えた。

2009-2-4

ワードプロセッサ(OpenOffice.org2.0 Writer)追加

ワープロはさわっていればできるようになると思っていたが次の2点から要点だけ解説した。

  1. OpenOffice.org を広めたかった
  2. OpenOffice.orgのワープロ機能(Writer)はスタイルを積極的に使うととても使いやすいが、これが気づきにくい。

DOS時代のワープロの影響で升目に文字を入れると考えたり、罫線を引いて表を作るなどと考えると思うようにいかず、Writerの評価を誤ることになる。

個人的にWordの方を好むなら使えばよい。しかし、他の人とのデータの受け渡しには誰でも無料で使えるOpenOffice.orgを使う方がみんなが幸せになれる。

2007-01-11

表計算 OpenOffice.org版 に置き換え

表計算はいままでStarSuite版(2003)だったものを OpenOffice.org 2.0版(2006)に置き換えました。

同時にフレーム仕立てをやめて xhtml1.1にしました。metaの中のtext/htmlという部分は好ましくないようなのですが,今回はこのままにしました。不具合がありましたらお知らせください。

2007-01-09

電子メール Thunderbird版 追加

2004年からソフトウェアを Thunderbird に換えていたが、2006年やっと今年のものを出した。AL-Mailは古くなっても残すつもりでいる。

Thunderbird本体はサーバーに置いて使っている。プロファイルの置き場所の設定に一工夫必要。授業を支える舞台裏に紹介する予定。

2006-10-04

javaプログラミング 追加

2004年には制御構造のあと,すぐにGUIにはいり,その中でクラスを説明しようとした。2005年には授業時間数の制約でそれだけの時間がなく,クラスを直接解説し,とりあえず作ったと実感できるプログラムということで「3択問題」をつくった。今回の公開ではそれをただつなげただけなので,違和感があるかもしれない。

テキストとしてまだまだ中途半端ではあるが,参考にするとしても一部だろうという考え方で早いうちに公開することにした。

クラスの解釈についてはかなり勉強したつもりである。とはいえ,大規模な開発を念頭においた機能のありがたさを小さなプログラムで理解するのは難しい。プログラムの題材の選択がとても大切だと考えている。

HTML 2003年版は削除した。

2006-8-20

HTML 2005 追加

今回2005年版を掲載した。HTMLの教材は、はじめからスタイルシートを中心に据えたが、まだとんでもない処理をするインターネットエクスプローラ(以降IE)のバージョン3や4が残っている時代で不本意ながらテーブルによるレイアウトを入れていた。

2005年版では HTML 4.01strict を扱い、divとフロートを用いたレイアウトに変えた。ただしIEがW3Cの規格にあっていない部分が多くその部分をさけて構成するのが苦しい。

firefoxの拡張にhtml文法チェッカーがあり、授業でも使わせている。2006年度は XHTML1.1 にしてまた書換をおこなっている。

2003年版はゆくゆくは削除する予定。

2006-5-13

情報教材現在の状況について

更新履歴を作るにあたり現在の状況と計画

プログラミング

BASICを使っていたが、2004年にJavaもかじり、2005年からはJavaだけになった。これも近々出したいと思っている。

Javaは初心者には約束事が多くライブラリも膨大で仕様書に使用例がないので学びにくい。それでもGUIのプログラムを作るとすれば、無料であることウェブとの親和性がよいことBASIC以外の言語と基本的な書き方が似ていて応用が利くこと、OSをLinuxやSolarisにしても使えることなどからかなりよい選択だと思っている。

個人的には perl や Ruby などのスクリプト言語を教えたいと機会をねらっている。

Javaを出してもBASICのページは残したいと思っている。

電子メール

2004年からソフトウェアを Thunderbird に換えている。近いうちにこれも掲載するが、AL-Mailは残すつもりでいる。

画像処理

PaintShopのバージョン6の解説が長く、バージョン7の解説が短いのはカリキュラムの変更のため時間数が少なくなったから。7では時代を反映してレイヤーの使用を中心にすえるように構成を変えているが、ベクターデータの扱いは6と7でそれほど違いがないのでそのまま使える。

まだマイナーな存在であったバージョン4から使い始めたが、7あたりですっかりメジャーな存在になってびっくり。7以降のバージョンアップをしていないが、販売元が代わってこれからどうなっていくのだろうか。

表計算

使用しているソフトが KyPlot から StarSuit そして OpenOffice.org と変遷があるが内容はほとんど変わっていない。

ブラウザ

特に取り上げなくてもよい時代になったと判断して書き直していない。現在はブラウザとして firefox を使用しており、完全に過去のものとなっている。そのうち削除するかもしれない。

2006-5-13

ページ構成について

2000年に書きはじめたときには、「| 前へ | 次へ | 目次 |」というリンクを全ページにつけるやり方だった。この形式は、「Paint Shop Pro ver.6」に見ることができる。

この方法はページの挿入・削除が面倒なので、2002年、2003年あたりまでにフレームを使った構成に変えていった。(2003)とあるページがこの形式である。しかし、作成側も閲覧側も思ったほど便利にならず、いろいろ不都合がみえてきた。

そこで、2004年度後半からフレームをやめたのだが、「| 前へ | 次へ | 目次 |」というリンクをつけず、その都度ブラウザの「もどる」ボタンで目次にもどって閲覧するようにしている。1回の授業では2,3ページを見るだけなのでそれほど問題はないが、あらためて全体から必要な情報を探すといった時には不便を感ずると思う。これは単に私の怠慢である。ただfirefoxなどのブラウザを用いてマウスジェスチャを使うとかなり緩和される。

2006-5-13


弘前学院聖愛中学高等学校
http://www.seiai.ed.jp/