2007年12月から Lenny を元に授業用クライアントとして使用を開始しました。導入から設定方法、不具合の解決方法などを報告します。まだまだ研究中のためまとめる時間がありません。話は途中から始まり、とびとびに追加していきます。
上が新しい構成です。日付は作業開始の日付です。
partimageのリストアはうまくいったが,MBRのリストアはいろいろ面倒だったあげく,grubのstage1.5の部分がコピーされないことがわかった。しかたなくddコマンドでやったが,これならMBRの部分もddを使う方が簡単だ。
ldap認証をしてサーバーのユーザーホームをマウントするシステムとする。nfsでなくpam_mountを使う。
Debian GNU/Linux Lenny(testing)を入れた。授業で使えるかの吟味とプログラムの加除。
WindowsMeの入っているPCにLennyを追加インストール。選択起動にする。ldapとpam_mountでWindowsと同じ認証、おなじユーザーホームで使えるようにする。
生徒のホームディレクトリはサーバーのユーザーホームをsmbでマウントして使っている。なぜsmbか,その方法はというのはページを変えて説明することにし,ここではそのトラブルと解決を説明する。
usbメモリの自動マウントができない。認識はされるので,手動は可能だ
本校ではログインの時にpam_mountを使ってファイルサーバーの各ユーザーのホームをマウントしている。
しかし,導入のしやすさやメンテナンスの面でknoppix等を利用したCD起動のシステムも魅力的だ。
このようなシステムにもKnoppixEdu6やOSP基本パッケージなど教育目的のものがあるが,データの保存にサーバーの各自の場所を使わせようとするとEdu6は工夫によりできるが,OSPは難しい。
KnoppixEdu6で[サーバーへ接続]をするには,メニューの[インターネット接続]から[scpクライアント]が使える。sshでの接続となる。
ファイルマネージャでアクセスできるが,マウントしている訳ではない
sshの仕様上アクセスにunixのパーミッション以上に制限がかからない点はLennyと同じだが、Edu6の場合最初に表示されるフォルダを指定できないことはきわめて不便。
また、デスクトップにリンクを作るには自分で作業する必要がある。
OSP基本パッケージにはメニューからこのような作業ができない。
debianのLenny(Etchも可)でメニューの[サーバーへ接続]からリンクを作れる。sshとsmbの両方で可能だが,親ディレクトリへのアクセスができないsmbの方が現行に近い機能となる。
これは本校が現在使っているシステムで,CD起動でなくHDDにインストールしたものである。この機能を持たせたCD起動のシステムがあってもよい。