2017年入試(数学)
解説
1
- (6)
- 展開図を考える。側面は母線の長さが 9 cm,弧の長さが底面の円の円周と等しいので,12πcm である。(母線の長さ)×(弧の長さ)÷2 より面積を求める。
- (8)
- △ ABC において,BC : AB : AC = 1 : 2 : √3 より,AC=2√3 cm,BC = 2 cm である。直線 BC を軸に回転させると,底面の円の半径がAC=2√3 cm,高さがBC = 2 cm の円すいができるので,体積は (底面積)×(高さ)÷3 = 12π×2÷3 で求められる。
2
- (2)
- ①:3年1組で家庭学習が3時間以上の生徒は,17人なので×、②:2時間以上3時間未満の階級で,3年1組と3年2組の度数は等しいが全体の人数が異なるので,相対度数は同じではない×、④:3年1組の中央値は,2時間以上3時間未満に含まれるが,3年2組の中央値3時間以上4時間未満に含まれるので×、⑤:データの最大値と最小値が分からないので範囲は求められない×
- (3)
- 和が3の倍数になるのは,①と②,①と⑤,②と④,④と⑤ の 4通り。
- (4)
- 50個の製品に対して不良品が,(1+3+0+2+2)÷5 = 1.6 個含まれているので,10,000個に対しては,1.6÷50×10000 = 320 よって,320個。
3
- (1)ア
- AB∥DC より,△CED = 45 である。よって,△ AED + △ BEC = 45 である。また,AE : EB = 5 : 4 = △AED : △ BEC より,△BEC = 45 ÷9 ×4 で求める。
- (2)ウ
- 点 P より辺 AE に対して垂線を引き,その交点を Q とすると△APQ∽△AGEである。また,AC=CG=5cm なので,△ACGは二等辺三角形であることより,点Pは辺AG の中点であることが分かる。よって,AP : PG = 1 : 1 = AQ : QE より,四角すいの高さは,2.5cm 。四角すいの体積は,(底面積)×(高さ)÷3 = 12×2.5÷3で求められる。
4
- (4)
- 点P の x 座標を t とすると y 座標は 1/4 × t の2乗 と表される。PQ の長さは,(t + 3)-(1/4 × t の2乗)と表せるので,この式が 4 と等しいとして,二次方程式を解く。
5
- (1)イ
- x = a (5-y) より,y = 1 , 2 , 3 , 4 があてはまる。よって,4組。
- (2)
- 家に戻った後の聖子さんの速さは,図2より,1200÷10 = 120 m/分である。よって,愛子さんが学校に着いてから,聖子さんが学校に着くまでの時間は,600÷120 = 5 分である。よって,聖子さんが学校に着くのは,18 + 5 = 23 分。
弘前学院聖愛高等学校
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